タブレットとは?

タブレットとは、大型タッチパネルを搭載したモバイルパソコンのことで、タッチパネル上のアイコンをタッチして使用します。
基本操作はスマートフォンと同じため操作に迷うことが少なく、OSもスマートフォンと共通のOSが搭載されていることが多いため、スマートフォンと同じアプリが使用できます。
タブレットはスマートフォンと比べて画面が大きく見やすい特徴があり、キーボードと接続してノートパソコンのような使い方ができます。
今回は、電子書籍や雑誌、写真集が読みやすい10インチ以上のタブレットを紹介しますが、製品選びにこのような悩みはないでしょうか?

女性でも持ち運びしやすい軽量タブレットが知りたいわ?

雑誌や写真集が見やすいA4サイズのタブレットが知りたいな?
今回はこのような悩みを解決していきたいと思います。
タブレットの選び方
OSで選ぶ
タブレットで使用されるOSは「iPadOS」「Android」「Windows」がありますので、それぞれ紹介します。
iPadOS

iPadで使用されるiPadOSは、iPhoneで使用されるiOSと共通の使用感で使いやすい特徴があります。
iPadOSの特徴として、
(1)ホーム画面にウィジェットを追加できる
(2)iPadの画面を分割して別々のアプリを使い分ける「Split View」
(3)iPadをMacパソコンの外部ディスプレイとして使える「Sidecar」
などの機能を搭載していることが挙げられます。
iPhoneやMacパソコンとの親和性が良いため、Apple製品を使用している場合におすすめです。
Android

AndroidはGoogleが提供しているモバイルデバイス用OSで、スマートフォンでも広く使用されています。
AndroidタブレットはGoogle以外にも製造業者が多数あるため、デザインの好みや操作性などで製品を選ぶことができます。
コストパフォマンスが良い低価格モデルも充実しているため、予算を抑えたい場合でも選びやすいです。
Windows

Windowsはマイクロソフトが提供しているOSで、パソコンで広く使用されています。
Windowsを搭載したタブレットは、キーボードを接続してノートパソコンのように使用でき、画面部分だけを切り離してタブレットとしても使用できます。
Windowsパソコン用のアプリが使用でき、ワードやエクセルなどのビジネスアプリが充実している特徴があります。
Windowsタブレットは、マイクロソフト以外にも多数のパソコンメーカーが製造しているため、使用目的やデザインなどで製品を選ぶことができます。
画面サイズで選ぶ
タブレットには7インチ程度から13インチ以上まで画面サイズを選ぶことができます。
今回は、電子書籍や雑誌が読みやすい10インチ以上の画面サイズのタブレットを紹介します。
10インチ~11インチ

10インチ~11インチのタブレットは新書版の本の見開きページ程度のサイズ感で、文庫や新書を読みやすい製品が多いです。
紙の本とほぼ同程度のサイズのため違和感が少なく、紙の本を読む感覚で電子書籍を楽しめます。
雑誌や写真集を読む場合は画面サイズがやや小さく、雑誌や写真集のページを縮小表示するため文字などがやや見づらくなります。
重量は500g以下の軽量モデルも多く女性でも持ち運びやすいサイズ感です。
価格も比較的安価なため、電子書籍リーダーとして使用する場合におすすめです。
12インチ以上

12インチ以上のタブレットは雑誌や写真集を1ページ単位で表示する場合は実際のサイズと近いため、違和感なく表示できます。
雑誌や写真集を見開きで表示する場合は縮小表示されるため、文字などが見づらくなる場合があります。
重量は550g以上の製品が多く大きく重いため、女性や手の小さな方にはやや持ち運び辛くなります。
12インチ以上のタブレットにはキーボードを標準やオプションで用意している製品が多く、ノートパソコンとしても使用できます。
普段はタブレットとして使用し、旅行や出張などでノートパソコンとしても使用したい場合におすすめです。
記憶容量で選ぶ
タブレットを選ぶときは記憶容量を確認しましょう。
データの種類とデータサイズの目安を紹介しますので、使用目的に合わせて選びましょう。
【データの種類とデータサイズの目安】
(1)電子書籍(小説など文字中心):1冊あたり1MB~20MB
(2)電子書籍(マンガなど):1冊あたり50MB~150MB
(3)雑誌類:1冊あたり50MB~300MB
(4)写真集:1冊あたり50MB~300MB
(5)動画(フルハイビジョン1時間あたり):約2GB
(6)音楽(1時間あたり):低音質の場合約10MB~高音質の場合約150MB
タブレットの使用目的と記憶容量の目安をまとめます。
【タブレットの使用目的と記憶容量の目安】
(1)小説など文字中心でデータが小さい場合は、タブレットの記憶容量は32GB以上がおすすめです。
(2)データサイズが大きい雑誌や写真集などを楽しみたい場合は、タブレットの記憶容量は64GB以上あると安心です。
(3)動画などをタブレットに保存して楽しみたい場合は、記憶容量128GB以上がおすすめです。
(4)音楽データについては音質によってデータサイズが違いますが、32GB~64GB以上あれば十分です。
タブレットの使用目的にあわせて最適な記憶容量の製品を選びましょう。
タブレットにmicroSDカードスロットを搭載している場合は、記憶容量を増設することができるため、電子書籍や雑誌、写真集などを多数保存する場合も安心です。
メモリー容量で選ぶ
タブレットを選ぶときはメモリー容量を確認しましょう。
メモリーとはタブレットの情報を一時的に保存するデバイスのことで、メモリー容量が大きい場合、アプリを同時に起動したりデータ量が大きいアプリを使用できます。
タブレットのメモリー容量は4GB程度が一般的で、使用できるアプリの種類が多くおすすめです。
メモリー容量が4GBより少ない場合はアプリが起動できなかったり電子書籍の表示が遅くなる場合がありますので注意しましょう。
インターネット通信機能で選ぶ

タブレットの使用方法により最適なインターネット通信機能を紹介します。
インターネット通信機能は「SIMフリーモデル」「Wi-Fiモデル」があるため紹介します。
SIMフリーモデル
SIMフリーモデルは、携帯電話回線を使用してインターネットに接続します。
メリットは、バスや電車などで移動中や公園や喫茶店など外出先でもインターネット接続できることです。
デメリットは通信回線料金がかかることで、格安SIMの場合は月額数百円以上、キャリア回線の場合は月額数千円以上になります。
携帯電話回線が繋がっていれば、どこにいてもインターネットを使用できるため、旅行や出張など外出が多い場合や、通勤・通学などで移動中の使用が多い場合におすすめです。
Wi-Fiモデル
Wi-Fiモデルは、ご家庭やオフィスのWi-Fiルーター経由でインターネットに接続します。
メリットは、ご家庭やオフィスのインターネット回線を使用できるため、高速通信が可能なことです。
喫茶店や空港、ターミナル駅、観光地などでWi-Fi環境が整備されている場合は使用でき、新幹線や飛行機などで移動中もWi-Fiが使用できる場合があります。
デメリットは、Wi-Fi回線がない場所では使用できないため、使用場所が限られることです。
ご家庭やオフィスなどWi-Fi環境がある場所で使用する場合におすすめです。
防水機能で選ぶ

タブレットを外出先で使用する機会が多い場合は、防水機能を確認しましょう。
タブレットは水ぬれにより故障の心配がありますが、防水機能に対応した製品は喫茶店などで使用中に飲み物をこぼした場合でも故障の心配が少なく安心です。
タブレットに汚れがついた場合は軽く水拭きできるため、汚れを落としやすくなります。
シャワーやお風呂などでタブレットを使用したい場合は、保護等級「IPX8」の製品を選びましょう。
GPS機能で選ぶ

タブレットを外出先で使用する機会が多い場合は、GPS機能を確認しましょう。
GPS機能とは、人工衛星からの位置情報を受信し地図上に現在地を表示する機能のことです。
GPS機能があると便利な使用方法があるため、紹介します。
【GPS機能の便利な使用方法】
(1)GPS機能を使用してカーナビとして利用でき、インターネット経由で最新の地図情報を表示するため正確なルート案内ができます。
(2)観光ガイドアプリを使用して、おすすめの観光地を見つけることができます。
(3)「ポケモンGO」「ドラクエウォーク」などの位置情報を使用したゲームを楽しむことができます。
レンタカーのカーナビは地図情報が古い場合があり、タブレットのGPS機能を使用してルート案内をしたほうが正しい場合があるため、GPS機能をしっかり確認しましょう。
ブルーライトカット機能で選ぶ

ブルーライトとは可視光線の中で380nm~495nmの青色光で、エネルギーが高い光線です。
ブルーライトはLEDバックライトのディスプレイにより発生し、散乱しやすい波長のため目のピントがズレやすく疲れ目の原因になります。
このようなブルーライトを効果的に減少できるのがブルーライトカット機能です。
タブレットでは「iPadOS」「Android」「Windows」にブルーライトカットの設定があるため、疲れ目を軽減でき電子書籍などの閲覧が快適になります。
目の疲れが激しい場合は、タブレットにブルーライトカットフィルムを貼ると効果的なため、あわせて確認しましょう。
キッズモードで選ぶ

キッズモードとは、タブレットをお子様が使用する場合に、間違って有害なホームページを見てしまったりゲームに課金することを防止できる機能のことです。
タブレットでは「iPadOS」「Android」「Windows」にキッズモードの設定があるため、お子様を有害コンテンツから守ることができ、間違って課金することを防ぐことができます。
お子様がタブレットで学習用アプリを使用したり、絵本の読み聞かせ動画を見る場合などは、キッズモードを設定すると安心です。
10インチ以上のおすすめタブレット
Apple iPadシリーズ
AppleのiPadシリーズは、画面がきれいなRetinadディスプレイやApple製の高性能CPUが特徴です。
TouchIDによる指紋認証や顔認証に対応しており、高いセキュリティーを保ちプライバシーをしっかり守ります。
Apple Pencilと組み合わせて手書きでメモを記録したり、MagicKeyboardと組み合わせてノートパソコンのように使用できます。
今回は、ディスプレイサイズが10.2インチから12.9インチの製品を紹介しますので、使用場所や使用目的に合わせて最適な製品を選びましょう。
Apple iPad 10.2インチ 第8世代 Wi-Fi 32GB 2020年秋モデル
Wi-Fiモデルのため、ご家庭やオフィスなどWi-Fi環境がある場所での使用に最適です。
重量490gと10.2インチディスプレイのタブレットとしては軽量で、電子書籍や雑誌の閲覧が快適に行なえます。
OS種類 | iPadOS 14 |
ネットワーク接続タイプ | Wi-Fiモデル |
ストレージ容量 | 32GB |
メモリ | |
防水機能 | |
防塵機能 | |
GPS | |
画面サイズ | 10.2 インチ |
パネル種類 | IPS |
画面解像度 | 2160×1620 |
Wi-Fi(無線LAN) | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth4.2 |
重量 | 490 g |
幅x高さx奥行 | 174.1×7.5×250.6 mm |
Apple iPad Pro 12.9インチ 第4世代 Wi-Fi 128GB 2020年春モデル
Wi-Fiモデルのため、ご家庭やオフィスなどWi-Fi環境がある場所での使用に最適です。
重量641gと12.9インチディスプレイのタブレットで、電子書籍や雑誌がほぼ原寸大で閲覧でき快適な操作性です。
記憶容量が128GBあるため、電子書籍のほかに音楽データや動画を楽しみたい場合にもおすすめです。
OS種類 | iPadOS |
ネットワーク接続タイプ | Wi-Fiモデル |
ストレージ容量 | 128GB |
メモリ | |
防水機能 | |
防塵機能 | |
GPS | |
画面サイズ | 12.9 インチ |
パネル種類 | IPS |
画面解像度 | 2732×2048 |
Wi-Fi(無線LAN) | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Bluetooth5.0 |
重量 | 641 g |
幅x高さx奥行 | 214.9×5.9×280.6 mm |
Apple iPad Air 10.9インチ 第4世代 Wi-Fi+Cellular 64GB 2020年秋モデル SIMフリー
SIMフリーモデルのため、通勤・通学などの移動中や旅行・出張など外出先での使用に便利です。
重量460gと10.9インチディスプレイのタブレットで、電子書籍や雑誌の閲覧が快適に行なえます。
OS種類 | iPadOS 14 |
ネットワーク接続タイプ | SIMフリーモデル |
ストレージ容量 | 64GB |
メモリ | |
防水機能 | |
防塵機能 | |
GPS | ○ |
画面サイズ | 10.9 インチ |
パネル種類 | IPS |
画面解像度 | 2360×1640 |
Wi-Fi(無線LAN) | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Bluetooth5.0 |
重量 | 460 g |
幅x高さx奥行 | 178.5×6.1×247.6 mm |
マイクロソフト Surfaceシリーズ
マイクロソフトWindowsを搭載したタブレットで、パソコン操作に慣れた方には使いやすいです。
マイクロソフトオフィスなどのビジネス向きのアプリが充実しておい、キーボードが付属したモデルもあるため、ノートパソコンのように使用できます。
マイクロソフト Surface Book 3 13.5 インチ V6F-00018
キーボードが付属しておりマウスも接続できるため、ノートパソコンのように使用でき、マイクロソフトオフィスが標準搭載されているため、ホームユースやビジネスユースに最適です。
OS種類 | Windows 10 Home |
ネットワーク接続タイプ | Wi-Fiモデル |
ストレージ容量 | 256GB |
メモリ | 8GB |
防水機能 | |
防塵機能 | |
GPS | |
画面サイズ | 13.5 インチ |
パネル種類 | |
画面解像度 | 3000×2000 |
Wi-Fi(無線LAN) | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Bluetooth5.0 |
重量 | |
幅x高さx奥行 |
NEC LAVIEシリーズ
Android10搭載のタブレットで、画面が大きく見やすいため電子書籍や雑誌の閲覧に最適です。
防塵防水性能はIP5X/IPX2に対応しているため、コップの水こぼし程度では故障の心配が少なく、ドリンクを飲みながら電子書籍や雑誌の閲覧をしたい場合に最適です。
NEC LAVIE T11 T1175/BAS PC-T1175BAS
Wi-Fiモデルのため、ご家庭やオフィスなどWi-Fi環境がある場所での使用に最適です。
重量490gと11インチディスプレイのタブレットで、電子書籍や雑誌の閲覧が快適に行なえます。
記憶容量が128GBあるため、電子書籍のほかに音楽データや動画を楽しみたい場合にもおすすめです。
OS種類 | Android 10 |
ネットワーク接続タイプ | Wi-Fiモデル |
ストレージ容量 | 128GB |
メモリ | 4GB |
防水機能 | IPX2 |
防塵機能 | IP5X |
GPS | ○ |
画面サイズ | 11 インチ |
パネル種類 | IPS |
画面解像度 | 2000×1200 |
Wi-Fi(無線LAN) | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth5.1 |
重量 | 490 g |
幅x高さx奥行 | 258.4×7.5×163 mm |
ASUS TransBookシリーズ
マイクロソフトWindowsを搭載したタブレットで、パソコン操作に慣れた方には使いやすいです。
タブレットにキーボードが付属しているためノートパソコンのように使用でき、電子書籍や雑誌の閲覧の他にメールの送受信やホームページ閲覧ができ便利です。
ASUS TransBook Mini T103HAF T103HAF-LTE SIMフリー
低価格にも関わらずSIMフリー (eSIM)対応でキーボードも付属しているため、旅行などでサブパソコンとして使用できます。
性能的にはメールの送受信やホームページ閲覧には十分ですが、オフィスアプリやゲームなどのパソコンに負荷がかかる作業には向きません。
OS種類 | Windows 10 Home 64bit |
ネットワーク接続タイプ | SIMフリーモデル |
ストレージ容量 | 128GB |
メモリ | 4GB |
防水機能 | |
防塵機能 | |
GPS | |
画面サイズ | 10.1 インチ |
パネル種類 | TFT |
画面解像度 | 1280×800 |
Wi-Fi(無線LAN) | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth4.1 |
重量 | 620 g |
幅x高さx奥行 | 261x10x172 mm |
富士通 arrows Tabシリーズ
スクールタブレットのため学校の勉強などで使用しやすく、お子様の最初のパソコンとして最適です。
防水・防塵機能を搭載しているためホコリや水ぬれに強く、コップの水こぼしや汗などでも故障の心配が少ないタブレットです。
富士通 arrows Tab EH FAREHT1
キーボードやスタイラスペンが付属しているため、お子様が絵を描いたりキーボードの練習をするために最適なタブレットです。
マイクロソフトオフィスが付属しているため、お子様がタブレットを使用して作文や計算の勉強をでき学習効率があがります。
OS種類 | Windows 10 Pro 64bit |
ネットワーク接続タイプ | Wi-Fiモデル |
ストレージ容量 | 128GB |
メモリ | 4GB |
防水機能 | IPX4 |
防塵機能 | IP5X |
GPS | |
画面サイズ | 10.1 インチ |
パネル種類 | TFT |
画面解像度 | 1920×1200 |
Wi-Fi(無線LAN) | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth5.0 |
重量 | 590 g |
幅x高さx奥行 | 262.8×12.2×168.7 mm |
今回は10インチ以上のタブレットを紹介しました。

女性でも持ち運びしやすい軽量タブレットが見つかったわ!

雑誌や写真集が見やすいA4サイズのタブレットが見つかったよ!
皆様のお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとう御座いました。
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