レンズフィルターおすすめ8選 レンズ保護や撮影の幅が広がります

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レンズフィルターとは?

レンズフィルター(出典:ケンコー)

レンズフィルターとは、デジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラのレンズ先端に取り付けて使用するフィルターのことです。

レンズフィルターにはレンズを保護するために使用する製品、ガラス面の反射を抑えて風景を綺麗に撮影できるものなどさまざまな種類があります。

レンズフィルターは写真撮影の意図や目的別に適切なものを選ぶ必要があります。

レンズフィルター選びにこのような悩みは無いでしょうか?

花子さん
花子さん

写真撮影をする時に、自分の目的だとどのフィルターを選べばよいかわからないわ?

太郎さん
太郎さん

レンズ保護フィルター以外のフィルターについても知りたいな?

今回はこのような悩みを解決していきたいと思います。

レンズフィルターの選び方

レンズの口径で選ぶ

レンズフィルター(出典:ケンコー)

レンズフィルターを選ぶ際に使用するレンズの口径を確認しましょう。

レンズ口径とレンズフィルターのサイズが違うと取り付け出来ませんので注意しましょう。

カメラ用の交換レンズは種類ごとにレンズ口径が違い、入門者用レンズは口径が小さく上級者用やプロ用レンズは口径が大きくなる傾向があります。

レンズの口径は取り扱い説明書やレンズキャップの裏側に記載されていますので、レンズフィルターを購入する前にしっかり確認しましょう。

レンズフィルターの厚みで選ぶ

薄枠レンズフィルター(出典:ケンコー)

レンズフィルターの厚みには、「通常枠」「薄枠」「極薄枠」があります。

通常枠のレンズフィルターを広角レンズに装着すると写真の周辺にケラレが発生する場合がありますので、広角レンズには「薄枠」「極薄枠」のレンズフィルターがおすすめです。

ケラレ(出典:Wikipedia)

【ケラレとは?】

ケラレとは撮影した写真にレンズフィルターやレンズフードが写り込んで周辺部が黒くなってしまうことです。

18~300mmなどの高倍率ズームレンズの広角側で撮影した場合などに発生しやすいです。

「薄枠」「極薄枠」レンズフィルターを使用することでケラレを防ぐことが出来ます。

面反射率で選ぶ

レンズフィルターを装着すると光を反射してしまい写真の画質が悪くなることがあります。

レンズフィルターが光を反射する割合を「%」で現したものが面反射率で、レンズフィルターに反射防止コーティングをすることで面反射率を低く抑えています。

面反射率は0.5%程度のレンズフィルターが価格と性能のバランスが良く一般用でおすすめです。

片面反射率約0.1%などの高性能レンズフィルターも販売されていますが上級者やプロ用のため、性能が良いですが高価格になります。

「撥水コーティング」「撥油コーティング」で選ぶ

撥水コーティング

滝や湖など水辺での撮影や突然の雨でレンズフィルターが濡れた場合でも安心なのが撥水コーティングです。

撥水コーティングとはレンズフィルターに水を強力に弾くコーティングが施されており、レンズフィルターに水滴が付着した場合でもクリーニングクロスで簡単に拭き取ることができます。

撥油コーティング

撥油コーティングとはレンズフィルターに油が付着しにくくするコーティングが施されています。

レンズを指で触った時に指紋などがレンズフィルターについてしまうことがありますが、撥油コーティングが施されていればクリーニングクロスを使用して簡単に拭き取ることができます。

撮影目的で選ぶ

NDフィルター

NDフィルター作例(出典:ケンコー)
NDフィルター(出典:ケンコー)

滝などの水の流れを滑らかに撮影したい時に使用するのが「NDフィルター」です。

NDフィルターはレンズに入る光の量を少なくすることができるフィルターで、カメラでスローシャッターを切ることができるようにします。

NDフィルターは写真のような黒いフィルターで「ND2」「ND4」「ND8」「ND16」などの製品があります。

NDフィルターの種類ですが、

・ND4の場合はレンズに入る光の量が4分の1

・ND8の場合はレンズに入る光の量が8分の1

になります。

NDフィルターを使用する時はカメラを固定してブレを防ぐことが必要なので、三脚を使用することがおすすめです。

三脚の選び方はこちらの記事にまとめましたので、よろしければご覧ください。

サーキュラーPL(円偏光)フィルター

PLフィルター作例(出典:ケンコー)
PLフィルターの使い方(出典:ケンコー)

PLフィルターは偏光フィルターとも呼ばれるもので、レンズに入る光の方向を調整するものです。

PLフィルターは前枠を指でくるくる回すことでレンズに入射する角度を調整することが出来ます。

PLフィルターを使用することでこのような写真撮影ができます。

・海を撮影するときに海面の反射を抑えて水中や海底が撮影できます。

・ガラス越しに撮影いする時にガラス面の反射を抑えて外の風景を綺麗に撮影できます。

おすすめレンズフィルター

保護フィルター

ケンコー PRO1D プロテクター

デジタルカメラ対応コーティングを施し高い透過率を実現しているので、レンズフィルターによるゴーストなどが抑えられます。

レンズ保護専用フィルターでUVカット効果はありません。

薄枠タイプのレンズフィルターなので広角レンズを使用してもケラレ等が発生せず安心して使用できます。

フィルター口径は37mm~82mmまで対応しますので、レンズ口径を確認して購入しましょう。

ニコン ニュートラルカラーNC

レンズの色調に影響を与えないので常用フィルターとして使用できます。

多層膜コーティングにより反射防止効果に優れているため、写り込み等が抑えられ綺麗な写真撮影が出来ます。

フィルター口径は40.5mm~112mmまで対応しますので、レンズ口径を確認して購入しましょう。

ソニー VF

高性能なカールツァイスマルチコートプロテクターでレンズを傷やホコリから保護できます。

薄型タイプでケラレ等が発生せず高品質な写真撮影が出来ます。

フィルター口径は49mm~82mmまで対応しますので、レンズ口径を確認して購入しましょう。

NDフィルター

ケンコー PRO-ND8

色再現性に優れたニュートラルグレーフィルターで色彩に影響を与えることなく光の量だけを減少させるため、スローシャッター撮影をしたいときにピッタリな製品です。

フィルター口径は40.5mm~112mmまで対応しますので、レンズ口径を確認して購入しましょう。

ニコン ARCREST ND4 FILTER

片面反射率約0.1%を追求した超低反射ARコートの採用によりゴースト・フレアを低減しているため、高品質な写真撮影ができます。

フィルター前面にホコリやゴミの付着を防ぐ帯電防止コート処理を施しているため、写真にゴミなどの写り込みがありません。

広角レンズでもケラレが発生しにくい薄型タイプです。

フィルター口径は67mm~82mmまで対応しますので、レンズ口径を確認して購入しましょう。

サーキュラーPL(円偏光)

ケンコー ZX C-PL

ガラスに負荷を与えないフレーム構造により平面性を確保し高解像度を実現しているので、高品質な写真撮影が可能です。

片面反射率0.3%以下の超低反射を実現しているため、ゴーストやフレアによる画質低下がなく安心して使用できます。

撥水・撥油コーティングを施しているため汚れに強く、お手入れが簡単に出来ます。

薄型タイプのレンズフィルターのため広角レンズ使用時でもケラレ等が発生せず安心できます。

フィルター口径は49mm~82mmまで対応しますので、レンズ口径を確認して購入しましょう。

マルミ光機 EXUS CIRCULAR

「帯電防止」「撥水」「防汚」コーティングを施しているためメンテナンスが楽にできます。

ニュートラルなカラーバランスを実現しているため、フィルター使用時でも自然な色再現が可能で高品質な写真撮影が可能です。

フィルター口径は37mm~82mmまで対応しますので、レンズ口径を確認して購入しましょう。

特殊効果フィルター

ケンコー ブラックミスト

「ブラックミスト」は、非常に微細な黒い拡散材を光学ガラスで挟み込んだソフトフィルターで、夜景の光をふんわりとにじませシネマティックな雰囲気の写真撮影ができます。

ポートレート撮影などでもコントラストを弱め肌の質感を滑らかな印象にできます。

フィルター口径は49mm~82mmまで対応しますので、レンズ口径を確認して購入しましょう。

今回はレンズフィルターのご紹介をしました。

花子さん
花子さん

写真撮影の目的ごとにレンズフィルターの選び方が良くわかったわ!

太郎さん
太郎さん

光を減少させるNDフィルターや光の反射を抑える円偏光フィルターなど、フィルターの種類ごとに使い方が良くわかったよ!

皆様のお役に立てれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとう御座いました。

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