4K動画を気軽に撮影するコンパクトデジカメ3選

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4Kというキーワードが話題になり、気軽に4K動画撮影をしたいという人も多いと思います。そこで、今回は4K動画を気軽に撮影するためのコンパクトデジカメを3つ選んでみました。

  • 1.そもそも4Kとは?
  • 2.4K動画のメリット、デメリット
    • 2.14K動画のメリット
      • (1)動画がきれい
      • (2)大画面でもきれい
    • 2.2.4K動画のデメリット
      • (1)動画のファイルサイズが大きい
      • (2)動画再生が重くなる
  • 3.4K動画を気軽に撮影するコンパクトデジカメ3選
    • 3.1.選んだ基準
      • (1)できるだけ小さく軽いこと
      • (2)値段はできるだけ安いこと
    • 3.2富士フイルム FinePix XP140
    • 3.3.ニコン COOLPIX W300
    • 3.4.パナソニック LUMIX DC-FZ85

1.そもそも4Kとは?

まず最初に、4Kという言葉は聞いたことがあるけれども具体的にはよくわからないという方のために、4Kってなに?というところから始めようと思います。

ウィキペディアによると、「4K解像度(よんケイかいぞうど、フォーケイかいぞうど、英語4K resolution)とは、横4,000×縦2,000前後の画面解像度に対応した映像に対する総称である。」となっています。

わかりやすく言うと、「画面の横幅が4000画素(4K)」という意味ですね。

テレビ等で使われている、フルハイビジョンが横1,920×縦1,080なので、4Kは横も縦も約2倍になります。

ということは、画素数で比較するとこんな感じです。

4K:横4,000×縦2,000=約8百万画素

フルハイビジョン:横1,920×縦1,080=約2百万画素

4Kはフルハイビジョンの約4倍の画素数があることがわかりました。

2.4K動画のメリット、デメリット

4K動画はフルハイビジョンの約4倍の画素数があることがわかりました。

それでは4K動画のメリット、デメリットを具体的に見ていきましょう

2.14K動画のメリット

(1)動画がきれい

4K動画はフルハイビジョンの4倍の画素数があります。ということは、フルハイビジョンでは表現できない細かいところを4K動画では表現できることになります。

(2)大画面でもきれい

フルハイビジョンは約200万画素でした。これはパソコン等の比較的小さな画面に表示する場合は十分な画素数です。しかし、40インチ~60インチくらいの大型ディスプレイに表示する場合はどうでしょうか?大きなディスプレイに表示するには画素数が少ないため全体的ににじんだような画像になります。

しかし、4K動画であれば、約800万画素ありますので、大画面で表示してもにじんだような画像にならずに、比較的きれいに映すことができます。

2.2.4K動画のデメリット

(1)動画のファイルサイズが大きい

4K動画は約800万画素、フルハイビジョンは約200万画素なので、当然、4K動画はファイルサイズが大きくなります。

実際に、32GBのSDカードに動画が何分保存できるか見ていきましょう。

素数サイズ素数32GBに動画が何分保存できるか?
フルハイビジョン1920×1080 画素約300 分
4K動画3840×2160 画素約40 分

これを見ていくと、フルハイビジョンは32GBのSDカードに約300分、4K動画は約40分保存できることがわかりました。

4K動画を保存するためにはSDカードがたくさん必要になりそうですね。

(2)動画再生が重くなる

4K動画の2つ目のデメリットですが、動画再生が重くなることです。

4K動画はフルハイビジョンの4倍の画素数がありますので、動画再生するためには4倍のパソコン・スマホの処理能力が必要になります。

そのため、スペックが低いパソコン・スマホの場合は、4K動画がカクカクします。

4K動画を快適に再生する場合は、ある程度スペックが高いパソコン・スマホが必要になります。

3.4K動画を気軽に撮影するコンパクトデジカメ3選

最初にコンパクトデジカメを選んだ基準をざっくり説明します。

3.1.選んだ基準

選んだ基準ですが「4K動画を気軽に撮影する」ことが目的なので、この基準で選びました。

(1)できるだけ小さく軽いこと

気軽に動画撮影するので、できれば大きい・重いカメラは持ち歩きたくないですよね?というわけで、できるだけ小さく軽いことを基準に選びました。

(2)値段はできるだけ安いこと

本格的なカメラになると値段もそれなりに高額(10万円以上)になってしまいます。

これでは気軽に撮影という基準と違うので、できるだけ安いことを基準に入れました。

それでは、早速ですが4K動画を気軽に撮影するコンパクトデジカメ3選を見ていきましょう。

3.2富士フイルム FinePix XP140

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FinePix XP140は、アウトドアを意識した衝撃吸収ボディーになります。

1.8m耐衝撃構造で落としても壊れにくいので外で使う場合も安心感がありますね。

また、25m防水がありますので、ある程度の水中撮影もできます。

【基本スペック】

  • 素数 1635万画素(有効画素)
  • 光学ズーム 5 倍
  • 焦点距離 28mm~140mm
  • 4K対応 ○
  • 動画撮影サイズ 3840×2160(4K)
  • フレームレート 15 fps
  • 幅x高さx奥行き 109.6x71x27.8 mm
  • 重量 総重量:207.4g
  • 価格 ¥23,000(記事執筆時点)

気になる点は「フレームレート 15 fps」ですね。

フレームレートというのは、1秒間に画像を何枚表示するかですが(パラパラ漫画みたいな感じです)、フレームレート 15 fpsというのは「1秒間に15回画像を表示する」ということです。

一般的な動画は「フレームレート 30 fps」以上ですので、ちょっとカクカク動画になります。

3.3.ニコン COOLPIX W300

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COOLPIX W300も、アウトドアを意識した衝撃吸収ボディーになります。

2.4m耐衝撃構造、30m防水でアウトドアでもタフに使えるカメラになっています。

【基本スペック】

  • 素数 1605万画素(有効画素)
  • 光学ズーム 5 倍
  • 焦点距離 24mm~120mm
  • 4K対応 ○
  • 動画撮影サイズ 3840×2160(4K)
  • フレームレート 30 fps
  • 幅x高さx奥行き 111.5x66x29 mm
  • 重量 総重量:231g
  • GPS機能 ○
  • 価格 ¥28,742(記事執筆時点)

COOLPIX W300は、「フレームレート 30 fps」「GPS機能 ○」というところが優れているところになります。

「フレームレート 30 fps」あればなめらかな動画になりますね。

撮影場所を保存して後で地図等で見たいということであれば「GPS機能」があるCOOLPIX W300がおすすめです。

3.4.パナソニック LUMIX DC-FZ85

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LUMIX DC-FZ85の特徴は光学60倍ズームです。35mmフィルム換算で20mm~1200mmの焦点距離をカバーします。望遠撮影したい方におすすめのカメラです。

【基本スペック】

  • 素数 1810万画素(有効画素)
  • 光学ズーム 60 倍
  • 焦点距離 20mm~1200mm
  • 4K対応 ○
  • 動画撮影サイズ 3840×2160(4K)
  • フレームレート 30 fps
  • 幅x高さx奥行き 130.2×94.3×119.2 mm
  • 重量 総重量:616g
  • 価格 ¥31,800(記事執筆時点)

LUMIX DC-FZ85は光学60倍というレンズが魅力的ですね。

航空祭などで望遠性能が役に立ちます。

ただし、光学60倍のレンズにより総重量が616gと重くなっています。

気軽に持ち運べるギリギリサイズですね。

ポケットに入れて持ち運ぶということはできませんが、ストラップを使って首から下げて持ち運ぶ感じになります。

以上、4K動画を気軽に撮影するコンパクトデジカメ3選でした。

参考にしていただけたら嬉しいです。

今後も役に立つ情報を発信していきますので、引き続きよろしくおねがいします。

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