天体望遠鏡おすすめ11選 種類や選び方を詳しく紹介します

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天体望遠鏡とは?

天体望遠鏡とは月や太陽系の惑星、夜の星空を高倍率で見ることができるアイテムです。

天体観測をしたりデジタルカメラを接続して星空を写真撮影することができるため、きれいな星空を気軽に楽しんだり写真作品として記録できます。

これからの冬は空気が澄んでいるため夜の星空が見やすく、天体観測や写真撮影に最適です。

このように天体観測を気軽に楽しんだりきれいな星空を写真に記録できる天体望遠鏡ですが、製品選びにこのような悩みは無いでしょうか?

花子さん
花子さん

初心者でも使いやすい天体望遠鏡が知りたいわ?

太郎さん
太郎さん

土星の環が観察できる天体望遠鏡が知りたいな?

今回はこのような悩みを解決していきたいと思います。

天体望遠鏡のしくみ

(出典:ビクセン)

天体望遠鏡は「鏡筒」「架台」「三脚」で構成されていますので、役割を紹介します。

・鏡筒

鏡筒は星の光を集める「対物レンズ」、光を反射するための「反射鏡」、星を目で見るための「接眼レンズ」で構成されています。

天体望遠鏡の製品の一部は、「接眼レンズ」を交換することで天体観測の倍率を変更したり、レンズ交換式のデジタル一眼レフカメラを取り付けて写真撮影ができます。

・架台

天体望遠鏡を三脚に固定するための機材で、上下左右に角度調整が可能で見たい天体に鏡筒の向きを変えて天体観測ができます。

・三脚

天体望遠鏡や架台を支えるための機材です。

「鏡筒」「架台」「三脚」がセット販売されていることが多いので、重量や畳んだ時の寸法など使い勝手を確認しましょう。

天体望遠鏡の選び方

鏡筒の種類で選ぶ

天体望遠鏡の鏡筒は主に「屈折式」「反射式」「カタディオプトリック式」の3種類がありますので、それぞれ紹介します。

屈折式

(出典:Amazon)

対物レンズを使用して光を集めて星を見るのが屈折式天体望遠鏡です。

接眼レンズと対物レンズの光軸が星の方向に向くため観測しやすく、メンテナンスもほぼ不要なため初心者の方でも取り扱いが簡単です。

デジタル一眼レフカメラの取り付けが可能な製品が多く天体写真を楽しみたい場合にもおすすめです。

天体望遠鏡を使用する時の組み立てや取り扱いが簡単なため、星空がきれいな日に気軽に天体観測ができます。

反射式

(出典:Amazon)

反射式天体望遠鏡は、鏡筒に入る光を反射鏡(主鏡)によって反射させ集めた光を斜鏡によって接眼レンズの方向に向けて星を見る方式です。

対物レンズの有効径が大きい製品が多いため高倍率で使用でき本格的な天体観測ができます。

反射式望遠鏡は外に出してから30~40分程度は望遠鏡の内外の気温差が発生し見え方が安定するまで時間がかかったり、大気の状態によって見え方が左右されるため取り扱いが難しいです。

メンテナンスが必要なため取り扱いが難しく中上級者向けです。

カタディオプトリック式

(出典:Amazon)

カタディオプトリック式(反射屈折式)天体望遠鏡は屈折式と反射式を組み合わせた方式で、反射式のように鏡筒を観測したい星に向ける自然な使用感と反射式のような高倍率の天体観測が可能です。

デジタル一眼レフカメラを接続して天体写真撮影にも対応できます。

カタディオプトリック式天体望遠鏡は本体をコンパクトにできるメリットがありますが、天体観測をする時の調整が難しく中上級者向けです。

倍率で選ぶ

月を観測する時の倍率

天体望遠鏡を選ぶときは倍率を確認しましょう。

天体観測で一番見やすい月を観測する時の倍率と見え方は下記の通りです。

・低倍率(50倍程度) 月全体がはっきり見える倍率です。

・中倍率(100倍程度) 月面のクレーターが観察可能な倍率です。

・高倍率(150倍以上) 月面の起伏や裂け目など詳細が観察可能な倍率です。

木星や土星、火星などの惑星を観測する時の倍率

(出典:Wikipedia)

「木星」「土星」「火星」などの惑星を観測する時の倍率と見え方は以下の通りです。

・低倍率(50倍程度)

土星全体の姿がうっすらと確認できる

木星全体の姿がわかり4つの衛星の位置観測ができる

火星の位置が確認できる

・中倍率(100倍程度)

土星の環が確認でき衛星が数個確認できる

木星表面の縞模様が確認できる

火星の模様がいくつか確認できる

・高倍率(150倍以上)

土星の環が3つに分かれて見える

木星表面の縞模様の詳細や変化が確認できる

火星が接近したときは表面の種々の模様が確認できる

このように天体望遠鏡の倍率によって月や惑星の見え方が違うため、観察したい対象にあわせて最適な倍率の天体望遠鏡を選びましょう。

適正な倍率で選ぶ

(出典:ビクセン)

天体望遠鏡を選ぶときは適正な倍率を確認しましょう。

天体望遠鏡は接眼レンズを交換することで倍率変更ができますが、倍率を上げすぎると暗くて見えづらくなったり星がぼやけてしまいます。

天体望遠鏡の適正な倍率があり、簡単な計算で求めることができます。

(適正な倍率)=(対物レンズの有効径)✕2

・対物レンズの有効径が80mmの場合は、80✕2=約160倍が適正な倍率になります。

・対物レンズの有効径が100mmの場合は、100✕2=約200倍が適正な倍率になります。

天体望遠鏡の使用目的にあわせて適正な倍率を確認しましょう。

カメラ対応で選ぶ

(出典:Amazon)

天体望遠鏡を選ぶときはカメラ対応を確認しましょう。

カメラ用接続アダプターなどの別売りパーツを追加して天体望遠鏡にカメラを接続でき、写真撮影が可能になります。

カメラ用接続アダプターはカメラマウントによって異なりますので、お手持ちのカメラが対応しているかしっかり確認しましょう。

スマートフォン用アダプターが対応している天体望遠鏡であれば、お手持ちのスマートフォンで気軽に天体写真が楽しめます。

おすすめ天体望遠鏡

ビクセン ポルタII A80Mf

組み合わせやすく扱いやすい構造の天体望遠鏡で、初心者の方でも手軽に天体観測を楽しめます。

アリミゾ式の採用により鏡筒を架台にワンタッチで接続でき取り扱いが簡単なため初心者の方でも安心して使用できます。

天体望遠鏡の調整に必要な工具を本体に収納でき、架台と三脚の取り付け・取り外しが楽に行えるため、天体望遠鏡のセッティングが簡単にでき気軽に天体観測が行えます。

光学形式 屈折式
対物レンズ有効径 80 mm
集光力131 倍
写真撮影対応オプション
長さx外径860×90 mm
重量3.3 kg

ビクセン モバイルポルタ A70Lf

初心者向けの口径70mmの天体望遠鏡で惑星や月の観測や写真撮影ができるため、初心者の方やお子様も簡単に天体観測を楽しめます。

アリミゾ式の採用により鏡筒を架台にワンタッチで接続でき取り扱いが簡単なため初心者の方でも安心して使用できます。

三脚はコンパクトに折り畳めるため持ち運びに便利で、星空がきれいな場所まで移動して天体観測を楽しめます。

光学形式 屈折式
対物レンズ有効径 70 mm
集光力100 倍
写真撮影対応オプション
長さx外径860×76 mm
重量1.9 kg

ビクセン ポルタII R130Sf

口径130mmの反射式天体望遠鏡で星雲や星団など淡い天体の観測ができるため、本格的な天体観測にチャレンジしたい方におすすめです。

水平360度、垂直方向に約90度動かせる緯経台を採用しているためセッティングが自由にでき、観測したい星に向けて天体観測ができます。

アリミゾ式の採用により鏡筒を架台にワンタッチで接続でき取り扱いが簡単なため初心者の方でも安心して使用できます。

光学形式 反射式
対物レンズ有効径 130 mm
集光力345 倍
写真撮影対応オプション
長さx外径575×160 mm
重量5.3 kg

ケンコー SKY WALKER SW-0

重量わずか約890gの天体望遠鏡でワンタッチで組み立て可能なため、初心者の方やカジュアルに天体観測を楽しみたい方におすすめです。

対物レンズ有効径50mmの屈折式望遠鏡でメンテナンスが簡単なため、お子様の自由研究などに最適です。

正立プリズムが同梱されているため地上観測も可能で、自然の風景や野鳥などの観察にも対応でき多目的に使用でき便利です。

光学形式 屈折式
対物レンズ有効径 50 mm
集光力51 倍
写真撮影対応オプション
長さx外径340×80mm
重量890g

NATIONAL GEOGRAPHIC 90-70000 屈折式天体望遠鏡

高倍率の観測にも対応できる有効径90mmの屈折式天体望遠鏡で、月や惑星の観測にも対応できます。

軽量なアルミ三脚を採用しており接眼レンズを置く台を取り付けられるため、天体観測がスムーズにでき非常に便利です。

アリミゾ式の採用により鏡筒を架台にワンタッチで接続でき取り扱いが簡単なため初心者の方でも安心して使用できます。

光学形式 屈折式
対物レンズ有効径 90 mm
集光力165.31 倍
写真撮影対応
長さx外径
重量

レイメイ藤井 RXA125

手軽に使える卓上タイプの天体望遠鏡で、コンパクトに収納できるためスペースに余裕がない場合でも安心して使用できます。

スマートフォン対応のアダプターが付属しているため、お手持ちのスマートフォンで天体写真撮影が簡単にでき便利です。

光学形式 反射式
対物レンズ有効径 76 mm
集光力118 倍
写真撮影対応標準
長さx外径
重量

レイメイ藤井 RXA104

図解付き取り扱い説明書で使い方が詳しく解説されているため、初心者の方でも安心して使用できます。

見え方がひと目でわかるシールが付属しているため、初心者の方でも見え方がすぐにわかり安心して使用できます。

スマートフォンを固定できるアダプターが付属しているため、お手持ちのスマートフォンで簡単に天体写真撮影ができます。

光学形式 屈折式
対物レンズ有効径 50 mm
集光力51 倍
写真撮影対応標準
長さx外径
重量

Sky-Watcher スタークエスト P114N

本格的な反射式望遠鏡で彗星や天の川などを低倍率で観察するのに最適で、鏡筒にカメラ用ネジ穴があるためカメラ用三脚が使用可能で便利です。

鏡筒取り付け部にアリミゾ式を採用しているため取り付け取り外しが簡単にでき、設置や収納が簡単にでき便利です。

光学形式 反射式
対物レンズ有効径 114 mm
集光力265 倍
写真撮影対応
長さx外径
重量6 kg

Sky-Watcher スタークエスト 70SS

対物レンズにマルチコーティングが施された屈折式望遠鏡で、高コントラストの天体観察が楽しめます。

鏡筒取り付け部にアリミゾ式を採用しているため取り付け取り外しが簡単にでき、設置や収納が簡単にでき便利です。

光学形式 屈折式
対物レンズ有効径 70 mm
集光力100 倍
写真撮影対応
長さx外径
重量6.2 kg

Sky-Watcher スタークエスト MC102

コンパクトながら1300mmの焦点距離の天体望遠鏡で、高性能レンズにより収差が補正されているためシャープな解像度で天体観測が楽しめます。

鏡筒取り付け部にアリミゾ式を採用しているため取り付け取り外しが簡単にでき、設置や収納が簡単にでき便利です。

光学形式 カタディオプトリック式
対物レンズ有効径 102 mm
集光力212 倍
写真撮影対応
長さx外径
重量5.6 kg

ACUTER OPTICS NEWTONY

鏡筒のカバーが開けるため望遠鏡の内部を確認でき、お子様の学習教材として最適です。

卓上三脚が付属しており軽量コンパクトな天体望遠鏡なため持ち運びが便利で、ベランダや庭先、キャンプ場などで気軽に天体観測が楽しめます。

スマートフォン用アダプターが付属しているため、天体写真撮影が簡単に楽しめます。

明るい時間でも使用できるため、野鳥や動物、草木などの観察が楽しめます。

光学形式 反射式
対物レンズ有効径 50 mm
集光力
写真撮影対応
長さx外径
重量0.235 kg

今回は天体望遠鏡のご紹介をしました。

花子さん
花子さん

初心者でも使いやすい天体望遠鏡が見つかったわ!

太郎さん
太郎さん

土星の環が観察できる高性能な天体望遠鏡が見つかったよ!

皆様のお役に立てれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとう御座いました。

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