スマホと違う高品質な写真が撮れる!CANON EOS R50の特徴とおすすめレンズを紹介します。

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CANON EOS R50とは?

(出典:キャノン)

CANON EOS R50は、2023年2月に発表されたキヤノンのミラーレスカメラです。

有効画素数が約2420万画素のAPS-Cサイズのセンサーを搭載しており、人物や動物、乗り物などの被写体を検出できる「自動」モードを搭載しているため、初心者の方でもピントがあった写真が簡単に撮影できます。

ボディーは375gとEOS Rシステムの中で最も小型・軽量なため、女性やお子様でも持ち運びや撮影がし易く、旅行やイベントなど長時間の撮影でも手や腕への負担が比較的少なくできます。

キャノンのフルサイズミラーレスカメラに採用されているRFマウントを搭載しているため、明るい単焦点レンズやプロ用ズームレンズまで豊富なRFマウントレンズを使用することができます。

このように、軽量かつコンパクトながら高精細な撮影が楽しめるCANON EOS R50ですが、購入についてこのような悩みはないでしょうか?

花子さん
花子さん

CANON EOS Kiss M2との違いを詳しく知りたいわ?

太郎さん
太郎さん

写真撮影性能や動画撮影性能が詳しく知りたいな?

今回は、このような悩みを解決していきたいと思います。

EOS R50とEOS Kiss M2の比較

(出典:Amazon)

EOS R50は初心者にも使いやすいAPS-Cサイズセンサーを搭載したミラーレスカメラです。

RFレンズを使用できるため、明るい単焦点レンズや焦点距離が変更でき便利なズームレンズなどを使用でき、風景やポートレート、旅行、イベント、ペットなど様々なシーンで撮影が楽しめます。

EOS R50は軽量コンパクトで持ち運びやすいため、女性やお子様にもおすすめです。

初心者用ミラーレスカメラには、EOS R50とEOS Kiss M2があるため特徴を比較します。

スペックEOS R50EOS Kiss M2
レンズマウントRFマウントEF-Mマウント
有効画素数約2420万画素約2410万画素
有効センサーサイズ約22.3×14.9mm
(APS-Cサイズ)
約22.3×14.9mm
(APS-Cサイズ)
記録媒体SD/SDHC/SDXCメモリーカード、UHS-Iカード対応SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-I対応)
スロット数11
記録画素数
[画素]
6000×4000(JPEG L/HEIF L/RAW/C-RAW )
3984×2656(JPEG M/HEIF M)
2976×1984(JPEG S1/HEIF S1)
2400×1600(JPEG S2/HEIF S2)
6000×4000(JPEG L/RAW/C-RAW)
3984×2656(JPEG M)
2976×1984(JPEG S1)
2400×1600(JPEG S2)
記録サイズ:フレームレート3840×2160(4K UHD):29.97/25.00/23.98p
1920×1080(Full HD):119.88/100.00/59.94/50.00/29.97/25.00/23.98p
※119.88/100.00pはハイフレームレート動画
3840×2160(4K):25.00/23.98p
1920×1080(Full HD):59.94/50.00/29.97/25.00/23.98p
1280×720(HD):119.9/100.00/59.94/50.00p
連続撮影速度高速連続撮影+:最高約12コマ/秒(電子先幕)、最高約15コマ/秒(電子シャッター)
高速連続撮影:最高約7.6コマ/秒(電子先幕)、最高約15コマ/秒(電子シャッター)
低速連続撮影:最高約3.0コマ/秒(電子先幕)、最高約5.0コマ/秒(電子シャッター)
ワンショットAF時:最高約10コマ/秒
サーボAF時:最高約7.4コマ/秒
視野率上下左右とも約100%上下左右とも約100%
大きさ/方式3.0型(3:2)/TFT式カラー液晶モニターワイド3.0型/TFT式カラー液晶モニター
ドット数約162万ドット約104万ドット
外観色ブラック/ホワイトブラック/ホワイト
大きさ約116.3(幅)×85.5(高さ)×68.8(奥行)mm(CIPA準拠)約116.3(幅)×88.1(高さ)×58.7(奥行)mm(CIPA準拠)
質量[ブラック]約328g(本体のみ)
約375g(バッテリー、メモリーカードを含む)

[ホワイト]約329g(本体のみ)
約376g(バッテリー、メモリーカードを含む)
[ブラック]約350g(本体のみ)
約387g(バッテリー、メモリーカードを含む)
[ホワイト]約351g(本体のみ)
約388g(バッテリー、メモリーカードを含む)

EOS R50とEOS Kiss M2は本体サイズや撮影素子、写真や動画などの撮影性能が驚くほど似ています。

大きく違う部分はレンズマウントの種類ため、わかりやすくまとめます。

【レンズマウントの種類】

(1)RFマウント

EOS R50は、RFマウントを採用しています。

明るい単焦点レンズやプロフォトグラファーが使用する開放F値2.8のズームレンズ(大三元レンズ)など、高性能なレンズが揃っています。

RFマウントレンズは、比較的高価になるため注意しましょう。

(2)EF-Mマウント

EOS Kiss M2は、EF-Mマウントを採用しています。

初心者に使いやすい軽量コンパクトなズームレンズや、広角から望遠まで1本で撮影できる高倍率ズームレンズなどが揃っています。

EF-MマウントはAPS-Cセンサー専用のためフルサイズセンサーのカメラでは使用できません。

また、RFマウントとEF-Mマウントは互換性がないため注意しましょう。

EOS R50は高画質で種類が豊富なRFレンズを選ぶことができるため、おすすめです。

EOS R50の特徴

撮影素子

(出典:キャノン)

EOS R50の撮影素子には有効画素数が約2420万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーが搭載されており、映像エンジンにはDIGIC Xが搭載されています。

これは、上位機種であるEOS R10と同等で、高い解像度が期待できます。

APS-CサイズCMOSセンサーの特徴としては、フルサイズセンサーと比較して面積が小さいため、撮影される画角が約1.6倍にクロップされることです。

そのため、望遠撮影は得意ですが、風景写真など広い範囲を撮影する場合は、短い焦点距離の広角レンズが必要です。

EOS R50にはセルフクリーニングセンサーユニットがないため、撮影素子についたホコリなどはブロワーなどで手動で清掃する必要があります。

EOS R50は入門用のカメラですが、高品質な撮影素子と映像エンジンを搭載しており、日常の撮影だけでなく、イベントや旅行などの思い出を高画質で残すことができます。

レンズマウント

(出典:キャノン)

レンズマウントとは、カメラ本体とレンズを接続するための重要な部分です。

カメラとレンズを接続する以外にも、レンズの情報やオートフォーカスなどの通信を行う役割も担っています。

EOS R50には、キヤノンRFマウントが採用されています。

RFマウントに対応したレンズは、プロフォトグラファーやハイアマチュアが使用する大三元レンズや単焦点レンズが使用でき、背景をぼかして被写体をくっきりと鮮明に撮影することができます。

キヤノンRFマウントには、フルサイズセンサーに対応した製品が多くありますが、軽量でコンパクトなAPS-Cセンサーに対応したレンズもあります。

キャノンのミラーレスカメラには、2種類のレンズマウントがあります。

【レンズマウントの種類】

(1)キヤノンRFマウント

キヤノンRFマウントは、キヤノンのミラーレスカメラ用に設計されたレンズマウントです。2018年に発表されたEOS Rカメラとともに登場しました。

このマウントは従来のキヤノンEFマウントとは異なり、フランジバック(レンズマウントと撮像素子の距離)が短く径も大きいため、より高性能なレンズを設計することが可能となっています。

キヤノンRFマウントには、従来のキヤノンEFマウントと比べて以下のような特徴があります。

①大口径

キヤノンRFマウントの口径は54mmで、従来のキヤノンEFマウントの44mmよりも大きくなっています。

この大口径により、より明るく、よりシャープで美しい写真を撮影することができます。

②短いフランジバック

キヤノンRFマウントのフランジバックは20mmで、従来のキヤノンEFマウントの44mmよりも短くなっています。

この短いフランジバックによりレンズ設計の自由度が高くなり、高性能でコンパクトなレンズを開発することができます。

③フルサイズセンサーに最適化

キヤノンRFマウントは、フルサイズセンサーに最適化されています。

これにより、より広い画角やより高画質な写真を撮影することができます。

④高速・高精度なAFシステム

キヤノンRFマウントには、高速・高精度なオートフォーカス(AF)システムが搭載されています。

これにより、迅速かつ正確なフォーカスが可能になり、被写体を追跡する際にも優れた性能を発揮します。

⑤レンズマウントアダプターによる互換性

キヤノンRFマウントと従来のキヤノンEFマウントは互換性がありませんが、キヤノンはRF-EFマウントアダプターを発売しており、EFマウントのレンズをRFマウントのカメラで使用することができます。

また、RFマウントのカメラで他社のレンズを使用する場合にも、レンズマウントアダプターを使用することができます。

(2)キヤノンEF-Mマウント

キヤノンEF-Mマウントは、キヤノンのミラーレスカメラ用に設計されたレンズマウントです。

2012年に発売されたEOS Mカメラとともに登場しました。

このマウントは、従来のキヤノンEFマウントとは異なり、小型化・軽量化が実現されたレンズを設計することが可能となっています。

キヤノンEF-Mマウントには、従来のキヤノンEFマウントと比べて以下のような特徴があります。

①小型軽量

キヤノンEF-Mマウントは、従来のキヤノンEFマウントよりも小型軽量に設計されています。

これにより、よりコンパクトで持ち運びしやすいカメラシステムを実現することができます。

②短いフランジバック

キヤノンEF-Mマウントのフランジバックは18mmで、従来のキヤノンEFマウントの44mmよりも短くなっています。

この短いフランジバックにより、高性能でコンパクトなレンズを開発することができます。

③APS-Cセンサーに最適化

キヤノンEF-Mマウントは、APS-Cサイズのセンサーに最適化されています。

これにより、高画質な写真を撮影することができます。

④高速・高精度なAFシステム

キヤノンEF-Mマウントには、高速・高精度なオートフォーカス(AF)システムが搭載されています。

これにより、迅速かつ正確なフォーカスが可能になり、被写体を追跡する際にも優れた性能を発揮します。

⑤EFマウントアダプターによる互換性

キヤノンEF-Mマウントと従来のキヤノンEFマウントは互換性がありませんが、キヤノンはEF-EOS Mマウントアダプターを発売しており、EFマウントのレンズをEF-Mマウントのカメラで使用することができます。

また、EF-Mマウントのカメラで他社のレンズを使用する場合にも、レンズマウントアダプターを使用することができます。

キャノンRFマウントとキャノンEF-Mマウントには互換性がないため、異なるレンズマウントを使用する場合には接続できないため注意しましょう。

写真撮影性能

EOS R50は、上位機種であるEOS R10と同等の有効画素数が約2420万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載しているため、優れた写真撮影性能を発揮します。

EOS R50の写真撮影性能について詳しく紹介します。

【EOS R50の写真撮影性能】

(1)記録画素数

EOS R50の記録画素数は最大で6000×4000(JPEG L/HEIF L/RAW/C-RAW )です。

(2)シャッター速度

シャッター速度は以下のとおりです。

(電子先幕設定時):1/4000~30秒(すべての撮影モードを合わせて)、バルブ

(電子シャッター設定時):1/8000~30秒

(すべての撮影モードを合わせて)、バルブ

EOS R50は先幕がないためメカシャッター撮影に対応していないため注意しましょう。

(3)連続撮影速度

連続撮影速度は以下のとおりです。

高速連続撮影+:最高約12コマ/秒(電子先幕)、最高約15コマ/秒(電子シャッター)

高速連続撮影:最高約7.6コマ/秒(電子先幕)、最高約15コマ/秒(電子シャッター)

低速連続撮影:最高約3.0コマ/秒(電子先幕)、最高約5.0コマ/秒(電子シャッター)

電子シャッター使用時は最高約15コマ/秒の高速連続撮影ができるため、イベントや乗り物、動物など動きが速い被写体にも対応できます。

連続撮影枚数は下記のとおりです。

JPEGラージ:約42枚

RAW:約7枚

RAW+JPEGラージ:約7枚

(4)撮影モード

EOS R50の撮影モードは、被写体検出に「自動」モードを搭載しています。

ディープラーニングを元に開発した被写体検出アルゴリズムにより、画面内に入ったものが被写体かどうかを判断できます。

人物、動物、乗り物に対しては、高精度な検出・追従性能を発揮するため、初心者の方でもカメラまかせで被写体を鮮やかなに記録できます。

EOS R50は、上位機種であるEOS R10に迫る優れた写真撮影性能があり、被写体を自動検出できる撮影モードを搭載しているため、初心者の方でもピントが合った高画質写真が撮影できます。

動画撮影性能

EOS R50の動画撮影性能は、4K動画などの高解像度に対応しており、上位機種のEOS R10に迫る性能です。

EOS R50の動画撮影性能について詳しく紹介します。

【EOS R50の動画撮影性能】

(1)記録サイズ:フレームレート

3840×2160(4K UHD):29.97/25.00/23.98p

1920×1080(Full HD):119.88/100.00/59.94/50.00/29.97/25.00/23.98p

※119.88/100.00pはハイフレームレート動画

EOS R50は4KやFull HDに対応しており、高い動画撮影性能を誇ります。

上位機種であるEOS R10は、3840×2160(4K UHD Crop):59.94/50.00pにも対応しているため、この撮影モードが必要な場合はEOS R10を選びましょう。

(2)ビットレート(ファイルサイズ)

EOS R50のビットレートは、HDR PQがOFFかONかで異なります。

[HDR PQ:OFF] 

4K UHD(29.97p/25.00p/23.98p)IPB標準:約120Mbps、IPB軽量:約60Mbps

Full HD (119.88p/100.00p)/IPB標準:約120Mbps、IPB軽量:約70Mbps

Full HD(59.94p/50.00p)/IPB標準:約60Mbps、IPB軽量:約35Mbps

Full HD(29.97p/25.00p/23.98p)/IPB標準:約30Mbps、IPB軽量:約12Mbps

タイムラプス動画/ALL-I/Full HD:約90Mbps

[HDR PQ:ON]

4K UHD(29.97p/25.00p/23.98p)/IPB標準:約170Mbps、IPB軽量:約85Mbps

Full HD(119.88p/100.00p)/IPB標準:約180Mbps、IPB軽量:約100Mbps 

※ハイフレームレート動画

Full HD(59.94p/50.00p)/IPB標準:約90Mbps、IPB軽量:約50Mbps

Full HD(29.97p/25.00p/23.98p)/IPB標準:約45Mbps、IPB軽量:約28Mbps

タイムラプス動画/ALL-I/Full HD:約135Mbps

ここで、HDR PQについて簡単に説明します。

HDRとは、High Dynamic Rangeの略で高い明るさの幅を持つ画像のことです。

通常の画像よりも、暗い部分や明るい部分の細かい色や質感を表現できます。

PQとは、Perceptual Quantizationの略でHDR画像を表示するためのルールの一種です。

PQは、人間の目に近い感覚で暗い部分から明るい部分までの色や明るさを正確に再現できます。

HDR PQモードとは、カメラでHDR画像を撮影するときに使う設定のことです。

HDR PQモードを使うと、カメラがPQのルールに従ってHDR画像を作ります。

HDR PQモードで撮影した画像は、PQに対応したモニターやテレビなどで見ると美しく鮮やかに表示されます。

(3)録音

動画撮影時の録音については、内蔵ステレオマイクによる録音のほか、外部ステレオマイク端子を装備しているため外部マイクを使用できます。

EOS R50は、上位機種であるEOS R10に迫る優れた動画撮影性能を誇ります。

4K動画撮影に対応しておりステレオマイクを内蔵しているため、映像・音響ともに迫力ある撮影ができます。

上位機種であるEOS R10は、3840×2160(4K UHD Crop):59.94/50.00pにも対応しているため、この撮影モードが必要な場合はEOS R10を選びましょう。

ファインダー・液晶モニター

(出典:Amazon)

ミラーレスカメラは、従来の一眼レフカメラとは異なり内蔵されたセンサーから直接画像を取り込んで電子的に処理することで撮影を行うカメラです。

このため、ミラーレスカメラには光学的なファインダーが必要ないため、光学ファインダーの代わりに電子ファインダーと呼ばれる液晶ディスプレイが採用されています。

電子ファインダーは、カメラの上部にある小さな窓からの光を通して液晶ディスプレイに映し出された画像を見ることができます。

この画像は実際に撮影される画像に近いものであり、光学ファインダーに比べて撮影前の確認が正確にできるため、初心者にも扱いやすいとされています。

一方、液晶モニターはカメラ本体に取り付けられたディスプレイで、通常はカメラの背面にあります。

液晶モニターは、カメラの操作や設定の確認、また撮影後のプレビューや画像の確認に使用されます。

また、液晶モニターを利用することでカメラを様々な角度から操作することができ、シーンのアングルを変えたり地面や空中からの撮影など多様な撮影が可能となります。

以上のように、ミラーレスカメラには光学ファインダーの代わりに電子ファインダーや液晶モニターが搭載されています。

初心者の方でも、直感的に操作ができるため、撮影の入り口としてミラーレスカメラはおすすめです。

EOS R50には、上位機種であるEOS R10に近い性能のファインダーや液晶モニターが搭載されているため、被写体をはっきり捉えながら撮影することができます。

EOS R10とEOS R50のファインダーと液晶モニターを比較します。

【ファインダーの比較】

ファインダーEOS R10EOS R50
視野率上下左右とも約100%上下左右とも約100%
倍率約0.95倍約0.95倍

【液晶モニターの比較】

液晶モニターEOS R10EOS R50
大きさ/方式3.0型(3:2)/TFT式カラー液晶モニター3.0型(3:2)/TFT式カラー液晶モニター
ドット数約104万ドット約162万ドット

EOS R50は視野率が約100%、倍率が約0.95倍と非常に見やすいファインダーを搭載しています。

液晶モニターは3.0型TFTカラー液晶モニターで、約162万ドットと上位機種であるEOS R10を凌ぐ性能があります。

EOS R50は高性能なファインダーや液晶モニターを搭載しており、被写体をはっきり捉えることができるため、快適に写真撮影が楽しめます。

通信機能

(出典:キャノン)

EOS R50には以下の通信機能が搭載されています。

【EOS R50の通信機能】

(1)USB Type-C

USB Type-Cはスマートフォンやタブレット、パソコンなどに幅広く普及しています。

データを高速で転送できるだけでなく、デジタルカメラの充電もでき便利です。

(2)無線LAN

無線LANとはスマートフォンやタブレット、パソコンなどとWi-Fiによる無線接続ができます。

ケーブルレスで通信できる、幅広いデバイスが対応しているなどのメリットがあります。

EOS R50の無線LANは2.4GHz帯のみに対応しており、5GHz帯は非対応のため注意しましょう。

(3)Bluetooth low energy

EOS R50は、Bluetooth low energyに対応しています。

Bluetooth low energyとは、非常に省電力なワイヤレス通信技術のことです。

Bluetoothと同じくスマートフォンやタブレット、パソコンなどとデジタルカメラを接続することができます。

Bluetooth low energyは、Bluetoothと比較して非常に省電力であるため、電池の寿命を延ばすことができます。

スマートフォンの位置情報をEOS R50に読み込んだり、EOS R50で撮影した写真や動画をスマートフォンに送信してSNSにアップロードするなど、便利な活用方法があります。

EOS R50の通信機能には、USB Type-Cや無線LAN、Bluetooth low energyなどがあり、スマートフォンやタブレット、パソコンなどのデバイスとスムーズに写真や動画をシェアできます。

メモリーカード

EOS R50が対応するメモリーカードについて紹介します。

SD/SDHC/SDXCメモリーカード、UHS-Iカードに対応しており、高画質な写真や4K動画などを記録できます。

SDメモリーカードは対応するデジタルカメラが多いため汎用性が高く、ノートパソコンなどにSDメモリーカードスロットが搭載されている場合は、撮影データを直接読み込むことができます。

スロット数は1つのため、2枚のSDメモリーカードに同時書き込みはできないため注意しましょう。

高速連続撮影をする場合などは、上位機種のEOS R10と比較して最適なミラーレスカメラを選びましょう。

バッテリー

(出典:Amazon)

EOS R50は、LP-E17というバッテリーを使用しています。

LP-E17は以下のような幅広いデジタルカメラに使用できます。

EOS R8/EOS RP/EOS R10/EOS R50/EOS 9000D/EOS 8000D/EOS Kiss X10i/EOS Kiss X9i/EOS Kiss X10/EOS Kiss X9/EOS Kiss X8i/EOS M3/EOS M5/EOS M6 Mark II/EOS M6

EOS R50をEOS R10などと組み合わせる場合はLP-E17を共通で使用できるため、予備バッテリーの本数を少なくするなどの工夫ができます。

EOS R50で撮影できる目安を示します。

【撮影の目安】

(1)ファインダー撮影時(※):撮影可能枚数は約230枚です。

(2)ライブビュー撮影時(※):撮影可能枚数は約370枚です。

※CIPA(カメラ映像機器工業会)の試験基準による。

(3)動画撮影可能時間:約2時間00分です。

フルHD、iPB(標準)、29.97p、動画サーボAF:しない

LP-E17バッテリーは、キャノンのミラーレスカメラ(EOS R8/EOS RP/EOS R10/EOS R50)などに使用されているため、メインカメラとサブカメラを上手に組み合わせると予備バッテリーの本数を減らすなど工夫することができます。

本体サイズ・重量

(出典:キャノン)

EOS R50は、軽量コンパクト設計のミラーレスカメラです。

大きさは、

約116.3(幅)×85.5(高さ)×68.8(奥行)mm(CIPA準拠)

と手のひらに乗るくらいの大きさで、女性やお子様にも使いやすいサイズ感です。

質量は、

ブラックボディーの場合は、約328g(本体のみ)、約375g(バッテリー、メモリーカードを含む)

ホワイトボディーの場合は、約329g(本体のみ)、約376g(バッテリー、メモリーカードを含む)

と軽量のため持ち運びしやすく、旅行やイベントなどで長時間使用した場合でも、フルサイズセンサーを搭載したミラーレスカメラと比較して腕への負担が少なくできます。

EOS R50は軽量コンパクトなため持ち運びしやすく、EOS R10などのサブカメラとしても最適な一台です。

EOS R50とおすすめレンズ

EOS R50

EOS R50は、高画質な写真や動画を撮影することができるカメラです。

このカメラは高速なオートフォーカス機能を備えており、被写体を素早く正確に捉えることができます。

また、高感度撮影にも対応しており暗い場所でもクリアな写真を撮影することができます。

EOS R50はWi-FiやBluetoothを搭載しており、スマートフォンやタブレットと簡単に接続することができます。

また、EOS R50は多彩なレンズを使用することができるため、様々なシーンに対応することができます。

EOS R50は、高性能なカメラでありながら軽量コンパクトなボディーを備えているため女性やお子様でも使いやすいカメラで、持ち運びやすく長時間の撮影でも疲れにくいです。

EOS R50のボディーカラーはホワイトとブラックの2色から選ぶことができます。

また、ズームレンズキットも販売されているため、SDメモリーカードがあれば、すぐに撮影が楽しめます。

スペック
レンズマウントキヤノンRFマウント
画素数2550万画素(総画素)
2420万画素(有効画素)
撮像素子APS-C
22.3mm×14.9mm
CMOS
撮影感度標準:ISO100~32000
拡張:ISO51200
記録フォーマットJPEG/RAW/HEIF
連写撮影電子シャッター時:最高約15コマ/秒
電子先幕時:最高約12コマ/秒
シャッタースピード電子:1/8000秒~30秒
電子先幕:1/4000秒~30秒
液晶モニター3型(インチ)
162万ドット
ファインダー形式有機ELカラー電子ビューファインダー
専用電池型番LP-E17
撮影枚数ファインダー使用時:230枚
液晶モニタ使用時:370枚
記録メディアSDカード
SDHCカード
SDXCカード
スロットシングルスロット
防塵・防滴
自分撮り機能
ゴミ取り機構
タイムラプス
可動式モニタバリアングル液晶
タッチパネル
インターフェースHDMIマイクロ、USB Type-C
4K対応
動画記録画素数4K(3840×2160)
29.97fps
ファイル形式MP4
音声記録方式AAC
Wi-Fi
BluetoothBluetooth 4.2
幅x高さx奥行き116.3×85.5×68.8 mm
重量約376g(バッテリー、メモリーカードを含む)
約329g(本体のみ)
カラーブラック
ホワイト

CANON EOS R50 ボディ

CANON EOS R50 RF-S18-45 IS STM レンズキット

CANON EOS R50 ダブルズームキット

CANON RF35mm F1.8 マクロ IS STM

CANON RF35mm F1.8 マクロ IS STMは、EOS R50との相性が抜群に良いレンズです。

焦点距離35mm、F1.8の明るいレンズで、EOS R50と組み合わせたときのフルサイズ換算の焦点距離は約50mmのため人の目で見たような自然な視野角で、風景やポートレート、テーブルフォトなど幅広い被写体に対応します。

また、マクロ撮影にも対応しており被写体に近づいて撮影することができるため、花やアクセサリー、フードフォトなどにも最適です。

CANON RF35mm F1.8 マクロ IS STMは、軽量コンパクトなボディーなため持ち運びやすく、長時間の撮影でも疲れにくいです。

また、IS(手ぶれ補正)機能を搭載しており、手持ち撮影でもブレを抑えることができます。

EOS R50とCANON RF35mm F1.8 マクロ IS STMの組み合わせは、高画質な写真や動画を撮影することができるため、おすすめの組み合わせです。

スペック
対応マウントキヤノンRFマウント系
レンズタイプ単焦点
フォーカスAF/MF
フルサイズ対応
レンズ構成9群11枚
絞り羽根枚数9 枚
焦点距離35 mm
最短撮影距離0.17m
最大撮影倍率0.5倍
開放F値F1.8
手ブレ補正機構
防滴
防塵
フィルター径52 mm
最大径x長さ74.4×62.8 mm
重量305 g

RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM

CANON RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMは18mmから150mmまでの焦点距離に対応できるため、1本のレンズで広角から望遠まで幅広い撮影が楽しめます。

IS(手ぶれ補正)機能を搭載しているため、手持ち撮影でもブレを抑えて鮮明な写真や動画を撮ることができます。

CANON RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMは軽量コンパクトなボディーを備えており、持ち運びやすく、長時間の撮影でも疲れにくいです。

風景やポートレート、旅行、イベント、乗り物、動物など幅広い被写体に1本で対応できます。

RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMはAPS-Cセンサー専用設計のためフルサイズセンサーのミラーレスカメラでは使用できないため注意しましょう。

スペック
対応マウントキヤノンRFマウント系
レンズタイプ標準ズーム
フォーカスAF/MF
フルサイズ対応
レンズ構成13群17枚
絞り羽根枚数7 枚
焦点距離18~150 mm
最短撮影距離AF時:0.17m(18mm時)/MF時:0.12m(150mm時)
最大撮影倍率AF時:0.44倍(50mm時)/MF時:0.59倍(35mm時)
開放F値F3.5-6.3
手ブレ補正機構
防滴
防塵
フィルター径55 mm
最大径x長さ69×84.5 mm
重量310 g

今回は、EOS R50についてEOS Kiss M2との違いや、写真撮影性能や動画撮影性能などについて紹介しました。

花子さん
花子さん

CANON EOS Kiss M2との違いがよくわかったわ!

太郎さん
太郎さん

写真撮影性能や動画撮影性能がよくわかったよ!

EOS R50は高画質な写真や動画を撮影することができるため、初心者の方におすすめできるミラーレスカメラです。

軽量コンパクトなため長時間持ち運んでも疲れにくく、女性やお子様にも撮影しやすいカメラです。

EOS R50を使うことで、スマホでは撮れないような高品質な写真を撮影することができます。

ぜひ一度EOS R50を手に取って、その高画質な写真や動画を体感してみてください!

最後まで読んで、ありがとうございました。

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