ソニーα9 IIIとは?
ソニーα9 IIIは、2023年11月16日(木)10時より予約販売開始予定の、ソニーのフルサイズミラーレス一眼カメラです。
プロカメラマンにも高い評価を受けている、フラッグシップモデルの最新機種です。
α9 IIIの最大の特徴は、世界初となるグローバルシャッター方式のフルサイズイメージセンサーを搭載していることです。
グローバルシャッター方式は、シャッター幕を使用する従来のフォーカルプレーンシャッター方式とは異なり、撮像素子全体を一気に露光する方式です。
そのため、被写体の動きによって生じるローリングシャッター歪みが発生しないため、高速連写でも歪みのない高画質な写真や動画を撮影することができます。
また、α9 IIIは、有効約2460万画素のExmor RS CMOSセンサーと、新開発のBIONZ XR画像処理エンジンを搭載しています。
高感度性能にも優れており、
・静止画撮影時: ISO 250 – 25600 (拡張: 下限ISO 125、上限ISO 51200)、AUTO (ISO 250 – 12800、上限/下限設定可能)
・動画撮影時: ISO 250 – 25600相当、AUTO (ISO 250 – 12800相当、上限/下限設定可能)
まで設定可能です。
さらに、α9 IIIは、高速AF・AE性能も備えています。759点の位相差検出AFとコントラスト検出AFを組み合わせたハイブリッドAFシステムを採用し、被写体の動きを正確に追従します。また、最高約120コマ/秒の高速連写も可能です。
堅牢性・耐候性にも優れており、防塵・防滴・使用温度範囲(0 – 40 ℃)に対応しています。
このように、高画質・高速連写性能・高速AF・AE性能・堅牢性・耐候性を兼ね備えたα9 IIIですが、購入についてこのような悩みは無いでしょうか?
α9 IIIの特徴をわかりやすく教えてほしいわ?
α9 IIIと同時発表された新レンズについて知りたいな?
今回は、このような悩みを解決していきたいと思います。
ソニーα9 IIIの新機能
ソニーα9 IIIの新機能は、大きく分けて以下の3つです。
【ソニーα9 IIIの新機能】
- 世界初のグローバルシャッター方式
従来のデジタル一眼カメラは、ローリングシャッター方式を採用しています。ローリングシャッター方式では、センサーの上下を順番に読み出すため、高速で動く被写体は、上下に歪んで写ってしまいます。
一方、グローバルシャッター方式では、センサー全体を同時に読み出すため、歪みが生じません。そのため、高速で動く被写体も、肉眼で見た形状のままに撮影することができます。
- 最高約120コマ/秒の高速連写
α9 IIIは、最高約120コマ/秒の高速連写に対応しています。これは、従来のα9 IIの約10コマ/秒から大幅に向上しています。
これにより、スポーツや野生動物などの動きの速い被写体も、連続して高画質で撮影することができます。
- プリ撮影機能
シャッターボタンを半押ししながら被写体を捉えた後に全押しすると、半押ししていた最大1秒前までの連写画像を記録することができるプリ撮影機能も搭載されています。
これにより、決定的瞬間を逃さずに撮影することができます。
これらの新機能により、α9 IIIは、スポーツや野生動物、報道など、動きの速い被写体の撮影に最適なカメラとなっています。
以下に、新機能の具体的なメリットをまとめます。
- 高速で動く被写体も、歪みなく撮影可能
- スポーツや野生動物、報道などの撮影に最適
初心者の方でも、これらの新機能を理解して活用することで、より高品質な写真を撮影することができるでしょう。
ソニーα9 IIIと新レンズ
ソニーは、2023年11月23日にフルサイズミラーレスカメラ「α9 III」と同時に、大口径望遠単焦点レンズ「FE 300mm F2.8 GM OSS」を発表しました。
この2つの製品は、いずれもスポーツや野生動物などの動きの速い被写体の撮影に最適な性能を備えています。
本稿では、これらの製品の特徴や魅力について、詳しく解説していきます。
ソニーα9 III
ソニーα9 IIIは、世界で初めてグローバルシャッター方式を採用したフルサイズミラーレスカメラです。
従来のローリングシャッター方式では、画像を横方向に読み取っていくため、高速で動く被写体を撮影すると、画像の歪みが発生することがあります。
しかし、グローバルシャッター方式では、全画素を同時に読み取っていくため、画像の歪みが発生しません。
これにより、野鳥やスポーツなど、高速で動く被写体を撮影する際に、より自然で美しい画像を撮影することができます。
また、α9 IIIは、高精度なAFと連写性能も備えています。
AIプロセッシングユニットを搭載したAFシステムは、動物や昆虫など、より幅広い被写体に対しても高精度に追随します。
さらに、最高約120コマ/秒の連写性能により、動きの速い被写体も逃さず撮影することができます。
このように、α9 IIIは、高速で動く被写体や、被写体を逃したくないシーンで活躍するカメラです。
スペック | |
タイプ | ミラーレス |
レンズマウント | α Eマウント |
画素数 | 2520万画素(総画素) 2460万画素(有効画素) |
撮像素子 | フルサイズ 35.6mm×23.8mm CMOS |
撮影感度 | 標準:ISO250~25600 拡張:ISO125~51200 |
記録フォーマット | JPEG/RAW/HEIF |
シャッタースピード | 1/80000~30秒 |
液晶モニター | 3.2型(インチ) 209.5104万ドット |
ファインダー形式 | 電子ビューファインダー Quad-XGA OLED |
電池タイプ | 専用電池 |
記録メディア | CFexpressカードTypeA SDカード |
スロット | ダブルスロット SDカード・CFexpressカードTypeA×2 |
防塵・防滴 | |
手ブレ補正機構 | ○ |
5軸手ブレ補正 | ○ |
タッチパネル | ○ |
ゴミ取り機構 | ○ |
USB充電 | ○ |
4K対応 | ○ |
動画記録画素数 | 4K(3840×2160) 119.88p |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
幅x高さx奥行き | 136.1×96.9×82.9 mm |
重量 | 約703g(バッテリー、メモリーカードを含む) 約618g(本体のみ) |
カラー | ブラック |
ソニーFE 300mm F2.8 GM OSS
ソニーFE 300mm F2.8 GM OSSは、35mmフルサイズ対応のEマウントレンズです。大口径望遠単焦点レンズでありながら、世界最軽量の約1,470g(三脚座除く)を実現しています。
主な特徴は以下のとおりです。
【主な特徴】
- 最新の光学設計で、画面のすみずみまで圧倒的な解像性能とコントラストを実現
- 設計・製造工程において球面収差調整を徹底的に行い、美しいぼけ味を追求
- ナノARコーティングIIの採用に加え、鏡筒内面の反射率を大幅に低減する設計により、フレア・ゴーストを抑えたヌケの良いクリアな描写
- 高効率で高推力なXD(extreme dynamic)リニアモーター2基と制御アルゴリズムの組み合わせにより、高速・高精度ながら静粛で低振動なAFを実現
- 絞り値に制限されることなく動体を高速・高精度なAF/AE追随連写で撮影可能
- 世界最軽量、約1,470gによる高い機動性と優れた重量バランスが、手持ち撮影を快適にサポート
- 光学式手ブレ補正機構を搭載
これらの特徴により、スポーツや野生動物などの動きの速い被写体の撮影に適したレンズです。
また、手持ち撮影でも快適に使用できるため、風景やポートレートなどのシーンでも活躍します。
ソニーFE 300mm F2.8 GM OSSは、幅広いシーンで活躍できる高性能な望遠単焦点レンズです。
プロフェッショナルからアマチュアまで、多くのユーザーにおすすめできるレンズと言えるでしょう。
スペック | |
対応マウント | α Eマウント系 |
レンズタイプ | 単焦点 |
フォーカス | AF/MF |
詳細レンズタイプ | 大口径望遠単焦点レンズ |
フルサイズ対応 | ○ |
APS-C専用 | |
レンズ構成 | 17群21枚 |
絞り羽根枚数 | 11 枚 |
焦点距離 | 300 mm |
最短撮影距離 | 2m |
最大撮影倍率 | 0.16倍 |
開放F値 | F2.8 |
画角 | 8.1 度 |
手ブレ補正機構 | ○ |
防滴 | ○ |
防塵 | ○ |
フィルター径 | 40.5 mm |
最大径x長さ | 124×265 mm |
重量 | 1470 g |
ソニーα9 IIIの特徴
ソニーα9 IIIは、高速連写や高画質、優れたAF性能など、プロの要求にも応える機能を備えた、ハイエンドミラーレス一眼カメラです。
このパートでは、ソニーα9 IIIの特徴を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
デザイン
ソニーα9 IIIは、プロのフォトグラファーの意見を反映して設計された、高性能なミラーレス一眼カメラです。
デザインの特徴は、以下のとおりです。
【デザインの特徴】
- グリップが大きく、しっかり握れる
グリップは、長時間撮影でも疲れづらく、操作しやすいように設計されています。また、シャッターボタンは、グリップを握りこんでも自然な角度で押せるように斜めに配置されています。
- 外形寸法がコンパクト
外形寸法は、約136.1 x 96.9 x 82.9 mmと、従来モデルのα9 IIと比べて、幅と奥行きがわずかに大きくなっていますが、それでもコンパクトなサイズです。
これらの特徴により、α9 IIIは、プロのフォトグラファーが長時間にわたって快適に撮影できるカメラとなっています。
もちろん、α9 IIIは、高性能なカメラなので、初心者の方がいきなり扱うのは難しいかもしれません。
しかし、デザイン面では、初心者の方でも扱いやすいカメラと言えます。
サイズ・重量
ソニーα9 IIIのサイズ・重量は、以下のとおりです。
【ソニーα9 IIIのサイズ・重量】
- サイズ
サイズは、カメラの持ち運びやすさや取り回しやすさに関わります。α9 IIIは、幅136.1mm、高さ96.9mm、奥行き82.9mmと、コンパクトなサイズです。そのため、持ち運びや取り回しがしやすいです。
- 重量
重量は、カメラの持ちやすさや疲れやすさに関わります。α9 IIIは、バッテリー、メモリーカードを含むと約703g、本体のみだと約618gです。どちらも、一眼レフカメラと比べると軽量です。そのため、長時間の撮影でも疲れにくいです。
α9 IIIは、α9 IIと比べて、わずかに大きくなっていますが、それでもコンパクトなサイズです。そのため、持ち運びや取り回しがしやすいです。
また、α9 IIIは、α9 IIと比べて、わずかに重くなっていますが、一眼レフカメラと比べると軽量です。そのため、長時間の撮影でも疲れにくいです。
もちろん、サイズや重量は、あくまでも目安です。実際に手に取って、自分に合っているかどうかを購入前によく確かめましょう。
撮影素子
ソニーα9 IIIの撮影素子は、以下のとおりです。
【α9 IIIの撮影素子】
- 画素数
画素数は、カメラが記録できる画像の解像度を表します。α9 IIIは、有効画素数2460万画素と、高解像度の画像を記録できます。
- 撮像素子
撮像素子は、カメラの心臓部とも言える部品です。α9 IIIは、フルサイズのCMOSセンサーを搭載しています。フルサイズセンサーは、APS-Cセンサーやマイクロフォーサーズセンサーに比べて、大きな面積を持つため、より多くの光を取り込むことができます。そのため、暗い場所や高速シャッタースピードで撮影する際に、ノイズの少ない画像を記録することができます。
- 方式
方式は、撮像素子の読み出し方法を表します。α9 IIIは、グローバルシャッター方式を採用しています。グローバルシャッター方式は、すべての画素を同時に露光、読み出しを行う方式です。そのため、高速で動く被写体を捉える場合でも、ローリングシャッター方式では発生してしまう画像の歪みが発生しません。
具体的には、α9 IIIは、以下のメリットがあります。
【α9 IIIのメリット】
- 高解像度な画像を記録できる
- 暗い場所でもノイズの少ない画像を記録できる
- 高速で動く被写体を歪みなく捉えられる
これらのメリットにより、α9 IIIは、スポーツや野生動物などの撮影に適したカメラと言えます。
メモリーカードスロット
ソニーα9 IIIは、デュアルスロットを搭載しています。
スロット1とスロット2のどちらも、SDカード(UHS-I/II対応)とCFexpress Type Aカードに対応しています。
スロット1とスロット2の使い方は、以下のとおりです。
【 スロット1とスロット2の使い方 】
- スロット1
- メイン記録用スロット
- 連写や動画撮影などの際に、メイン記録用として使用されることが多い
- 優先記録メディアの設定で、スロット2に優先して記録することも可能
- スロット2
- バックアップ記録用スロット
- メイン記録用スロットに異常が発生した場合に、バックアップ用として使用されることが多い
- 同時記録(RAW+JPEGや動画+静止画)にも使用可能
α9 IIIは、デュアルスロットを活用することで、より安心して撮影を楽しむことができます。
写真撮影性能
α9 IIIは、有効画素数2460万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載しています。
そのため、高解像度でシャープな画像を記録することができます。
また、画像処理エンジン「BIONZ XR」を搭載することで、暗い場所や高速シャッタースピードでの撮影でも、ノイズの少ない画像を記録することができます。
α9 IIIの連続撮影性能は、最高約120コマ/秒と、世界最速です。
また、AF/AE追随も可能なので、高速で動く被写体も逃しません。
【写真撮影性能】
- 画質モード
α9 IIIは、RAW、JPEG、HEIFの3つの画質モードに対応しています。RAWは、カメラ内部で画像処理を一切行わないため、より自由度の高い画像編集が可能です。JPEGは、カメラ内部で画像処理を行い、すぐに確認や共有ができる画質モードです。HEIFは、JPEGよりも高い圧縮効率を実現した新しい画質モードです。
- 連続撮影可能枚数
α9 IIIの連続撮影可能枚数は、JPEGで192枚、RAWで96枚です。一瞬のシャッターチャンスを逃さず記録することができます。
α9 IIIは、1秒間に120枚の画像を連続撮影できるため、スポーツや野鳥、動物など、動きが速い被写体でも、シャッターチャンスを逃さずに撮影することができます。
そのため、プロフェッショナルの方にもご満足いただける高い写真撮影性能を備えています。
動画撮影性能
ソニーα9 IIIは、高解像度、高画質、高連写性能を兼ね備えた、プロフェッショナル向けのミラーレス一眼カメラです。
動画撮影性能も、α9 IIIの大きな特徴のひとつです。
【動画撮影性能】
- 圧縮形式
動画の圧縮形式には、XAVC SとXAVC HSの2種類があります。
- XAVC Sは、MPEG-4 AVC/H.264を採用した圧縮形式です。
- XAVC HSは、MPEG-H HEVC/H.265を採用した圧縮形式です。
XAVC Sは、XAVC HSに比べて、ファイルサイズが小さいため、記録時間が長くなります。一方、XAVC HSは、XAVC Sに比べて、画質が向上しています。
- 音声記録方式
音声記録方式は、LPCM 2ch(48kHz 16bit)、LPCM 2ch(48kHz 24bit)、LPCM 4ch(48kHz 24bit)の3種類から選択できます。
LPCMは、非圧縮の音声記録方式です。そのため、高音質な音声を記録することができます。
- 動画記録フォーマット
動画記録フォーマットは、以下の通りです。
- XAVC HS 4K:3840×2160(4:2:0、10bit)
- XAVC S 4K:3840×2160(4:2:0、8bit)、3840×2160(4:2:2、10bit)
- XAVC S HD:1920×1080(4:2:0、8bit)、1920×1080(4:2:2、10bit)
XAVC HS 4Kは、最高119.88pのフレームレートで撮影することができます。また、4:2:2の色深度に対応しており、高画質な動画を記録することができます。
XAVC S 4Kは、最高59.94pのフレームレートで撮影することができます。また、4:2:0の色深度に対応しており、フルHD画質の動画も高画質で記録することができます。
XAVC S HDは、最高59.94pのフレームレートで撮影することができます。また、4:2:0の色深度に対応しており、SD画質の動画も高画質で記録することができます。
- 動画機能
α9 IIIは、以下の動画機能に対応しています。
- スロー & クイックモーション撮影(S&Q):100fps、120fps、240fps、480fps、960fpsのフレームレートで撮影することができます。
- プロキシー記録:フルHD画質の動画(1080/24pまたは1080/30p)を同時に記録することができます。
- タイムコード/ユーザービット:タイムコードやユーザービットの記録に対応しています。
- RAW出力:HDMI経由で、4:2:2 10bitのRAW動画を記録することができます。
α9 IIIは、高解像度、高画質、高連写性能に加えて、動画撮影性能も充実した、プロフェッショナル向けのミラーレス一眼カメラです。
ファインダー・液晶モニター
ソニーα9 IIIのファインダーと液晶モニターは、どちらも高性能で、快適な撮影をサポートします。
【ソニーα9 IIIのファインダーと液晶モニター】
- ファインダー
α9 IIIのファインダーは、0.64型の電子式ビューファインダーです。倍率は約0.90倍で、50mmレンズを装着した場合、ファインダーを覗いたときに、被写体が約90%の大きさで確認できます。視度調整機能も搭載されているので、メガネをかけている方でも快適に使用できます。
ファインダーの表示は、Quad-XGA OLEDを採用しており、高精細で滑らかな表示が可能です。また、ファインダーフレームレートは、STD(60fps)、HI(120fps)、HI+(240fps)の3種類から選択できます。STDはスタンダードなフレームレートで、バッテリーの持ちを重視する方におすすめです。HIは、動きの速い被写体をよりスムーズに確認したい方におすすめです。HI+は、スポーツなどの動きの速い被写体を撮影する際に、より正確なタイミングでシャッターを切りたい方におすすめです。
- 液晶モニター
α9 IIIの液晶モニターは、3.2型のTFT液晶です。タッチパネルに対応しており、タッチ操作でAFやメニュー操作を行うことができます。ドット数は2095104で、高精細な表示が可能です。
液晶モニターは、上98°、下40°、横180°、横270°と、広い範囲で角度調整が可能です。そのため、ローアングルやハイアングルでの撮影、セルフタイマー撮影など、さまざまなシーンで便利に使用できます。
α9 IIIのファインダーと液晶モニターは、どちらも高性能で、快適な撮影をサポートします。
ファインダーは、高精細で滑らかな表示に加えて、動きの速い被写体にも対応するフレームレートを備えています。
液晶モニターは、タッチパネルに対応しており、広い範囲で角度調整が可能です。
インターフェース・無線機能
α9 IIIのインターフェースと無線機能は、プロフェッショナルの現場で求められる機能を幅広くサポートしています。
【α9 IIIのインターフェースと無線機能】
- インターフェース
α9 IIIのインターフェースは、以下の通りです。
- PC接続:USB Type-C端子、マルチ/マイクロUSB端子
- 外部出力:HDMI端子
- 音声入力:マイク端子
- 音声出力:ヘッドホン端子
- ワイヤレス:Wi-Fi、Bluetooth
- その他の端子:シンクロターミナル、マルチインターフェースシュー、LAN端子
USB Type-C端子は、高速なデータ転送に対応しており、USB 3.2規格に準拠しています。マルチ/マイクロUSB端子も、USB 2.0規格に準拠しており、高速なデータ転送が可能です。
HDMI端子は、4K/60pの動画出力に対応しています。
マイク端子とヘッドホン端子は、それぞれ3.5mmステレオミニジャックを採用しています。
Wi-Fiは、IEEE 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz帯/5GHz帯)に対応しており、高速で安定したデータ転送が可能です。
Bluetoothは、Bluetooth 標準規格Ver. 5.0に対応しており、スマートフォンやタブレットなどの機器と接続して、リモート操作や画像転送を行うことができます。
シンクロターミナルは、外部ストロボやその他の機器と接続して、同期撮影を行うことができます。
マルチインターフェースシューは、デジタルオーディオインターフェースに対応しており、外部マイクやオーディオレコーダーを接続して、高音質な音声収録を行うことができます。
LAN端子は、有線LANに対応しており、高速で安定したデータ転送が可能です。
- 無線機能
α9 IIIの無線機能は、以下の通りです。
- FTP転送:有線LAN、USBテザリング、Wi-Fi
- スマートフォン転送:Wi-Fi
- スマートフォンからのリモコン操作:Wi-Fi
- 専用ソフトによるPCリモート:Wi-Fi
FTP転送は、インターネット経由で、画像や動画をサーバーやクラウドストレージに転送することができます。
スマートフォン転送は、スマートフォンに画像や動画を転送することができます。
スマートフォンからのリモコン操作は、スマートフォンからカメラを操作することができます。
専用ソフトによるPCリモートは、専用ソフトを使用して、カメラをリモートで操作したり、画像や動画を転送したりすることができます。
α9 IIIのインターフェースと無線機能は、以下のようなメリットがあります。
【α9 IIIのインターフェースと無線機能のメリット】
- 高速で安定したデータ転送が可能なので、撮影した画像や動画をすぐにパソコンやスマートフォンに転送することができます。
- スマートフォンやタブレットなどの機器と接続して、リモート操作や画像転送ができるので、自撮り撮影や、遠隔地からカメラを操作して撮影を行うことができます。
- プロフェッショナルの現場で求められる機能を幅広くサポートしているので、報道やスポーツなどの撮影現場でも活躍することができます。
α9 IIIは、プロフェッショナルの撮影現場で活躍するカメラです。
高速なデータ転送やスマートフォンとの連携など、さまざまな機能を備えているので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
ソニーのフルサイズイメージセンサー搭載デジタル一眼カメラ「α9 III」は、最高約20コマ/秒の高速連写や、動きの速い被写体でも高精度に追従する最先端のAFシステムなど、プロの撮影を支える機能を備えたモデルです。
グローバルシャッター方式を採用しており、高速連写時でも歪みが少なく、被写体の動きを忠実に記録することができます。
また、快適な操作性と高い信頼性を実現しており、プロの現場で活躍するカメラとして高い評価を受けています。
高速ワークフローを実現する機能も充実しており、高速な画像転送や、スマートフォンとの連携など、撮影後のデータ処理を効率化することができます。
さらに、高い拡張性も備えており、さまざまなアクセサリーを装着することで、撮影の幅を広げることができます。
今回は、世界初のグローバルシャッターフルサイズセンサーを搭載したα9 III、同時発表された新レンズについて解説しました。
α9 IIIは、動きの速い被写体も逃さずに撮影できる高速連写や、高精度なAFシステムを搭載した、プロの撮影を支えるカメラです。また、グローバルシャッター方式を採用しており、歪みが少なく、被写体の動きを忠実に記録することができます。
新レンズFE 300mm F2.8 GM OSSは、開放F値2.8の明るさと、約1,470gの軽量さを両立した、高性能な望遠レンズです。スポーツや野鳥などの撮影に最適です。
α9 IIIの特徴がよくわかったわ!
α9 IIIと同時発表された新レンズについてよくわかったよ!
今回のブログ記事が、α9 IIIと新レンズFE 300mm F2.8 GM OSSの購入を検討されている方の参考になれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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