顕微鏡おすすめ15選 理科の勉強や夏休みの課題に便利、写真撮影対応製品も紹介します

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顕微鏡とは?

顕微鏡とは肉眼では見ることができない微小な物体を拡大して見るためのアイテムです。

顕微鏡を使用すると微小な物体を数十倍~数百倍まで拡大できるため、微生物や葉の切片などを詳細に観察できます。

ミジンコなどのプランクトンや植物の細胞などを観察でき、お子様の理科の勉強や夏休みの課題に活用できます。

写真撮影に対応した顕微鏡は観察した微小な物体を記録として残すことができ、理科の勉強に活用したり夏休みの課題としてプリントアウトして学校に提出できます。

このようにお子様の学習に便利な顕微鏡ですが、製品選びにこのような悩みはないでしょうか?

花子さん
花子さん

子供でも使いやすい操作が簡単な顕微鏡が知りたいわ?

太郎さん
太郎さん

いろいろな物体を観察できる倍率が変えられる顕微鏡が知りたいな?

今回はこのような悩みを解決していきたいと思います。

顕微鏡の選び方

タイプで選ぶ

顕微鏡の種類には「光学顕微鏡」「マイクロスコープ」がありますので、それぞれ紹介します。

光学顕微鏡

(出典:Wikipedia)

光学顕微鏡は接眼レンズと対物レンズの2つのレンズで微小な物体を拡大して観察するタイプの顕微鏡です。

顕微鏡には数本の対物レンズが搭載されており、レボルバーという円盤を回すと倍率が違う対物レンズに切り替えることができます。

接眼レンズは顕微鏡の目で覗く部分に搭載されており、鏡筒に抜き差しして倍率が違う接眼レンズに交換できる構造が一般的です。

顕微鏡の倍率は下記の式で計算できます。

【顕微鏡の倍率】

【顕微鏡の倍率】=【接眼レンズの倍率】✕【対物レンズの倍率】

接眼レンズが数本付属した顕微鏡を選ぶと倍率を変更できる幅が広がるため観察しやすくなります。

マイクロスコープ

(出典:Amazon)

マイクロスコープとは接眼レンズの代わりにイメージセンサーが搭載されたタイプの顕微鏡です。

マイクロスコープには下記の種類があります。

【マイクロスコープの種類】

・本体に液晶モニターが搭載されているタイプ

・パソコンとUSB接続してパソコンのディスプレイに表示するタイプ

マイクロスコープはイメージセンサーを使用しているため、写真撮影が簡単にできるメリットがあります。

マイクロスコープのデメリットは、倍率変更にデジタルズームを使用するため、倍率を拡大すると画像が荒くなる場合があることです。

マイクロスコープの倍率は下記の式で計算できます。

【マイクロスコープの倍率】

【マイクロスコープの倍率】=【イメージセンサーの倍率(※)】✕【対物レンズの倍率】

(※)イメージセンサーの倍率はデジタルズームになります。

使用目的にあわせて「光学顕微鏡」「マイクロスコープ」を選びましょう。

倍率で選ぶ

顕微鏡を選ぶときは倍率を確認しましょう。

観察対象別の倍率の目安を示します。

倍率の目安観察対象
50倍昆虫の体の構造(複眼など)
100倍ゾウリムシなどのプランクトン(0.2ミリメートル程度)
200倍植物の構造(花粉など)
400倍ミドリムシなどのプランクトン(0.1ミリメートル程度)
800倍以上細胞や染色体などの構造

理科の勉強や夏休みの課題で使いやすい倍率は50倍~400倍程度です。

高校の生物などで勉強する細胞や染色体などを観察する場合は50倍~800倍程度の顕微鏡がおすすめです。

接眼レンズの種類で選ぶ

光学顕微鏡を選ぶときは接眼レンズの種類で選びましょう。

接眼レンズは「単眼タイプ」と「双眼タイプ」がありますので紹介します。

【接眼レンズのタイプ】

(1)単眼タイプ

光学顕微鏡の接眼レンズを片目で覗くタイプで、一般的に広く使用されています。

構造が簡単なため使いやすく、価格も比較的安価になります。

お子様の学習用の顕微鏡として最適です。

(2)双眼タイプ

光学顕微鏡の接眼レンズを両眼で覗くタイプで、精密・電子工業など産業や、医学・生物学など研究機関で使用されています。

メリットは、両眼で見るため目が疲れにくく、長時間の観察に向いていることです。

デメリットは、顕微鏡が大きく重たくなること、価格が高価になることです。

高校生や大学生の生物や医学などの学習に最適です。

カメラ対応で選ぶ

光学顕微鏡

光学顕微鏡はカメラ対応で選びましょう。

カメラ対応の顕微鏡は、専用のアタッチメントを接続してデジタルカメラやスマートフォンなどで観察対象を撮影できます。

観察対象を記録して時間経過などの比較ができるため、理科の勉強や夏休みの課題で便利です。

ミジンコやミドリムシなど微生物が活動する様子を動画で残すこともでき、体の作りや移動の方法などが学習できます。

マイクロスコープ

マイクロスコープの場合は写真撮影や動画撮影の機能を搭載しているか確認しましょう。

マイクロスコープ本体に液晶モニターが搭載されたタイプの場合は、SDメモリーカードなどに写真や動画を保存できる製品があるため確認しましょう。

パソコンに接続するタイプのマイクロスコープの場合は、パソコンの機能やアプリで写真撮影や動画撮影ができます。

マイクロスコープは撮影した写真をプリントアウトして夏休みの課題に添付できるため、お子様の学習に最適です。

おすすめ顕微鏡

ケンコー 600倍顕微鏡 拡大ビュア付き STV-200VM

拡大ビュア付きの顕微鏡セットで、観察対象を壁などに投影して楽しめます。

実売価格2,000円程度のため入門用として最適な顕微鏡です。

タイプ顕微鏡
総合倍率100倍・300倍・600倍
カメラ対応有無

ケンコー Do・Nature STV-120M

ハンディータイプの顕微鏡でコンパクトサイズのため、屋外に持ち歩いて使用すると便利です。

60~120倍のズーム式のため、観察対象にあわせて倍率を調整でき使いやすいです。

LEDライトを内蔵しているため観察対象を明るく照らして観察でき見やすくできます。

タイプ顕微鏡
総合倍率60~120倍
カメラ対応有無

ケンコー Do・Nature 冒険キット STV-7

単眼鏡、顕微鏡、拡大鏡、時計、コンパス、LEDライト、ホイッスルの1台7役の冒険キットで、アウトドアで自然観察ができお子様の学習に役立ちます。

タイプ顕微鏡
総合倍率30倍
カメラ対応有無

ケンコー 900倍顕微鏡 拡大ビュア付き STV-500VM

拡大ビュア付きの顕微鏡セットで、観察対象を壁などに投影して楽しめます。

最大倍率900倍の顕微鏡セットで、細胞などが観察できお子様の学習に役立ちます。

タイプ顕微鏡
総合倍率100倍・450倍・900倍
カメラ対応有無

ケンコー Do・Nature デジタルマイクロスコープ STV-451M II

パソコンと接続できるデジタルマイクロスコープで、お子様と一緒に微生物を観察でき学習に役立ちます。

タイプマイクロスコープ
総合倍率50倍、100倍、200倍
カメラ対応有無標準

ビクセン ミクロショット-300

スライドグラス、カバーグラス、ピンセット、スポイトなどがセットになっており観察がすぐに始められるため、お子様の学習に役立ちます。

スマートフォン用の簡易カメラアダプターを標準装備しているため、観察対象を写真や動画で残すことができ、夏休みの課題などに活用できます。

タイプ顕微鏡
総合倍率90x、200x、300x
カメラ対応有無別売り

ビクセン ミクロナビ S-800

顕微鏡の本体が金属製のためボディー剛性が高く、振動などを抑えて安定して観察できます。

タイプ顕微鏡
総合倍率80x、200x、800x
カメラ対応有無別売り

レイメイ藤井 ハンディ顕微鏡 DX RXT300

スマートフォン用のアダプターが付属しているため、観察対象を写真や動画で残すことができ、お子様の学習に役立ちます。

観察対象の上からライトを当てる落射モードと、観察対象の下からライトを当てる透過モードをワンタッチで切り替えできるため、観察対象にあわせて見やすいセッティングができます。

タイプ顕微鏡
総合倍率100~250倍
カメラ対応有無別売り

レイメイ藤井 ハンディ顕微鏡 petit RXT150

スマートフォンと接続して使用できるハンディータイプの顕微鏡で、LEDライトを搭載しているため明るい画面でくっきり観察できます。

タイプ顕微鏡
総合倍率20倍
カメラ対応有無別売り

レイメイ藤井 ハンディ顕微鏡 ZOOM RXT203

60~120倍のズーム機能を搭載したハンディータイプの顕微鏡で、LEDライトを搭載しているため観察対象を明るく照らしてくっきり観察できます。

タイプ顕微鏡
総合倍率60~120倍
カメラ対応有無

ニコン ファーブル ミニ

軽量コンパクトタイプの双眼実体顕微鏡で、観察対象を双眼でそのまま観察でき、屋外の観察などに便利です。

ウォーターレジスタント使用のため水濡れに強く、雨の日や水辺で使用しても故障の心配が少なく安心です。

広い範囲をカバーするフォーカス機構のため、接地面より上方42mmまでの範囲でピントを合わせることができ、立体物でも観察できます。

51~72mmまで眼幅調整できるため、小学生から大人まで使用することができ、お子様と一緒に対象物を観察できます。

タイプ顕微鏡
総合倍率20x(固定)
カメラ対応有無

SIGHTRON nano.capture

パソコンとUSB接続して使用する顕微鏡で、モニターに表示してリアルタイムで観察でき、基盤などを使った電子工作など細かい作業に最適です。

タイプ顕微鏡
総合倍率60倍~250倍
カメラ対応有無標準

サンワサプライ LPE-07W

大きな画面で対象物を観察できる顕微鏡のため、学校などで大勢で一度に見られるため、授業などに最適です。

小動物や植物を最大250倍で観察できるため、お子様の理科の勉強や夏休みの課題に活用できます。

タイプ顕微鏡
総合倍率60倍/250倍
カメラ対応有無標準

サンワサプライ LPE-06BK

本体に液晶モニターを搭載しているため、微生物や植物を大きな画面で観察でき、写真や動画で残すことができるため、お子様の理科の勉強や夏休みの課題に便利です。

顕微鏡の映像を大型テレビなどに出力できるため、教室や工場などで大人数で一度に見ることができ、学校での学習や企業研修で便利です。

タイプ顕微鏡
総合倍率20~500倍
カメラ対応有無標準

トラスコ中山 変倍式実体顕微鏡 TXT-2040

双眼実体顕微鏡で眼幅が55~75mmまで調整できるため、お子様から大人まで観察することができ、親子で理科の勉強や夏休みの課題ができます。

電子部品や基盤などの検査に使用でき、工場や企業でも活用できます。

タイプ顕微鏡
総合倍率20x、40x
カメラ対応有無

今回は顕微鏡を紹介しました。

花子さん
花子さん

子供でも使いやすい操作が簡単な顕微鏡が見つかったわ!

太郎さん
太郎さん

いろいろな物体を観察できる倍率が変えられる顕微鏡が見つかったよ!

皆様のお役に立てれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとう御座いました。

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